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当麻「あーーー。」
当麻「あーーーーー。」
当麻「あーーーーーーー「うるせぇトンマ。」
椅子の背もたれにぐっともたれ掛かりながら声を出してる当麻を瀬文はじろっと見る。
当麻「お前はうっさあにゃ。別にいいだろーがよ。あたしと瀬文さんだけしか居ないし、誰も迷惑してないのにさ。」
野々村「え?僕もいるよ?」
2人の様子をオロオロと見ていた係長がびっくりした様子で言った。
当麻「あれ?係長いつからいたんですか。」
野々村「えぇ。最初からずっといるのになぁ。」
ウィーンとエレベーターの無機質な機械音が未詳に響いた。
雅「はいりまーす。」
野々村「み、雅ちゃん。」
雅「こおっち、私達いつ結婚すんの?早くしないと私、猪俣さんと結婚しちゃうからね。」
係長がその言葉を聞いて引きつった笑いを浮かべているのを気にとめず雅ちゃんは未詳メンバーの方に体を向けた。
雅「公安第五課未詳事件特別対策係に捜査一課の神守さんがお見えです。それでははりきってどうぞっ」
雅ちゃんの後ろからのそっと出てきたのは当麻と同い歳くらいの女だ。
「こんにちは…。」
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作者名:陽乃 | 作成日時:2017年8月19日 11時