16人のカラフルピーチ🍑 Special 〜僕らのカラフルな毎日〜 【カラフルピーチ】

Day3 〜学校での出来事　sideひまり ページ11

これは数日前、彼氏の冬眞と学校に来て、いつも通り授業を受けて、休み時間になった時の話。

うっ......疲れた。

思いっきり背伸びをする。

すると、冬眞が声をかけてきた。

「な、なあ！その、もし時間があったら、今度の日曜日、一緒にショッピングモールに行かねえか？」

珍しく、少し顔を赤らめながら、そう聞いてくる冬眞。

その姿に少し驚きながらも、私は少し笑って

「いいよ！初デートでしょ？楽しみだな〜」

と言った。

「な......！ち、違う！」

顔もめっちゃ赤くなってるし。、

「ふふっ、楽しみにしてるね〜」

初デートかあ...どんな服にしようかなぁ......。

私は初デートの日を楽しみにしながら、今日を迎えた。




＊


「はあはあ、お待たせ！！」

超息が乱れている冬眞。

「遅い。3分遅刻。」

「いや、流石に厳しすぎね？ﾊｱﾊｱ」

どうやら寝坊して、超爆速で走ってきたらしい。

そのため、体からは程よいほどに汗が出ていた。

「ふう〜暑っつ！」

そう言いながら、上着の下に来ていたインナーをパタパタさせる冬眞。(意味伝わったかな？)

そのため、冬眞の鎖骨が見えてしまった。


な、なんか、エr((

「？何ボケっとしてんだよ。追いていくぞー」

そう言いながら冬眞はどんどん先に言ってしまう。

「ま、待ってよー！！」


まあ、そういう感じで私たちはデートを楽しみました。








＊


「ごめん🙇‍♀️！！俺、ちょっと急用ができたから、今日はもう家に帰る。ひまりはまだ買い物してていいから！」

お昼を食べ終わったあと、急にそんなことを言い出した冬眞。

少し驚いたが、急用なら仕方ないと思い、そのまま冬眞と別れることになった。


......少し寂しいけど、仕方ないよね。

私はもう少し買い物してから帰ろうと思い、そのまま服屋さんに寄った。



服屋さんに入ったとき、見覚えのある人がいた。

あの人は... 冬眞？

そして冬眞は、知らない女の子と楽しそうに服を選んでいる。


───────ねえ、どういうこと？冬眞───────。

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