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健人side

これは厳しくいく。俺が呼び出されたことに対しての罪悪感しかもってない。自分は見てただけなのにってそれしか考えてない。1回きっちり後悔させてからだわ。

無理矢理膝に乗せてすぐにお尻を出す。
「やだっ！ごめっなさい！」
パアァァン！パアァァァン！パアァァァン！」
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「んっ！あぁ！ごめっ！」

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「あぁ！」

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「ひっく！ごめっなさっ」
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！

ひたすら強めの平手を落としていく。聡はもう泣き出したし、呻き声も大きくなってる。
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！

どこまでするかめちゃくちゃ悩む。厳しくすることは大前提だけど、停学だし。...停学かぁ。学校に話しないとだ。嘘じゃないって。
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「ぐすっ！あぁぁ！ううぅぅぅ！！」

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
只でさえ成績いいわけじゃないのに、大丈夫なのかな。色んなこと考えながら手を落とす。
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「けっとくんっ！ごめっなさいぃ」

そろそろかな。もう叩くとこがないくらい真っ赤だし。
「聡、部屋からヘアブラシ取ってこい」
「ひっぐぅっ！ごめっなさいっ！ゆるじてぇ！」
「反省する気あるなら早く取ってこい」
抱き起こして立たせながら言ったけど、俺の膝にすがり付いて泣きじゃくってる。

「取りに行けないならそこで泣いとけ。反省しない奴は好きじゃない」
「ひっぐ！やだぁ！けっとくんっ！」
「早くしろ。」
しばらくそのまま待っても立ち上がろうとしない。諦めてコーナータイムしようかな。考えてたら音がしないからか風磨が下りてきた。

「...兄貴、終わった？」
「まだ。コイツ無期停学だから。」
「え？！」
ビックリしてる風磨に説明する。
「学校のトイレで火つけたんだって。それでボヤ騒ぎ」
あえて聡がやってないことは言わなかった。

「聡、早く取ってこい。」
「俺っ見てただけっなのにっ！」
やっぱり全然反省できてない。ただ俺が怖いから、痛いから謝ってるだけ。ここまで厳しくされる理由がわかってない。