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健人side
勝利の幼馴染みで俺らの事情めっちゃ知ってくれてる○○のお母さんから連絡もらった。勝利が起きてたから聞いてみたから知らないって。
心配だろうなぁ。高3とはいえこんな深夜に1人でどっか行ったら。自分が閉め出したとはいっても絶対泣くわ。軽く探してあげよっかな。明日仕事ないし。
そう思って家から出たら、ミシミシ音がしてる。まさかなと思って見上げたら、目が合った。まじかよ。
「○○!何してんだ!」
「うわっ健人くんっ勝利!やばい!」
勝利が2階から顔出してうわってやってる。馬鹿だな。すぐお母さんに連絡した。
「うちに来てました。今日は泊めて帰します。」
「よかったっ!健人くんありがとね」
はぁ...手を煩わせる奴らめ。下におりてきた○○を捕まえてそのまま玄関からリビングにいれる。
「勝利!下りてこい!」
深夜だけど、マリは熟睡するしあと2人はどうせまだ起きてるから気にせず叫ぶ。全然来ないな。
「早く!」
もう1回叫んだらゆっくり下りてきた。
「2人とも、正座しろ」
「健人くんっごめんっ家帰るから」
「今日は泊めるって連絡済み。気にするな。」
2人が顔見合わせてる。久し振りだな。悪ガキ2人を並べて説教すんの。
「勝利、さっき聞いたよな?で知らないって言ってた。嘘ついたわけだ?」
「...ごめんなさい」
「○○、酒飲んで怒られて不貞腐れて逃げた?んで人の家来んのにどっから入ってどっから帰ろうとしてんだ?」
「ごめんなさいっ」
「うちの子じゃなくてよかったな。うちの子なら15分叩き続けたあと正座だわ。そんなもん。それで足りるかは知らないけど。」
「もう帰るからぁっ」
「勝利、なんでもかんでも庇うのが優しさか?」
「でもぉ」
「こんな深夜は断れ。それにすぐ俺に言え。」
「はいぃ」
「勝利、手つけ。」
「前に友達の前ではしないって言ってたじゃん」
「○○には全部知られてんだからいいだろ?」
「えぇ...」
「それに○○も後でする。勝利ほどじゃないけど。」
「え?!健人くん!いいってばぁ!」
「早くしろ。勝利、できないなら砂時計選ばせんぞ。」
「砂時計?!」
○○がビックリしてるけど勝利が動き出した。
「嘘ついた分な。後で出入りのしかたについては別で聞く。」
「え!」
「お前が考えたんだろ?」
「...そう」
はぁ。そんなことだろうと思った。家住んでないやつのほうが詳しいなんてあり得ないし。さっとお尻を出したら顔赤くしてる。
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ゆう - 智loveさん» リクエストありがとうございます。考えてみますね。 (2022年2月10日 12時) (レス) id: f79c0ecdd4 (このIDを非表示/違反報告)
智love(プロフ) - いつもお話し楽しく読んでます。リクエストしたいですマリちゃんの耳鼻科系のお話し見たいです隠して悪化させてしまい治療後に怒られちゃう感じでお願いしたいです (2022年2月10日 1時) (レス) id: 24808759d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2022年2月8日 12時