検索窓
今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:35,400 hit

ページ16

聡side

勝利と相談したかったの。もうすぐ父の日だから。健人くんに何かしたくて。俺らのお父さんみたいなもんでしょ?まぁお母さんでもあるけど。

なのに全然相手にしてくれなくて、イライラして勝利に手が出そうになった時に、健人くんにいつも手を叩かれるの思い出してだめって思った。その代わり教科書破いちゃったけど。

そしたら勝利に叫ばれて健人くんがすぐ来て、俺が悪いって怒られるから逃げてた。いつも喧嘩は両方悪いって言うくせに俺だけって思って。クローゼットに入れられて、出してほしくて騒いだけどダメ。

そしたら急に開いて、何かと思ったらマリがいて、怒られて閉じ込められてることを見られたのが妙に恥ずかしくて手が出た。それで、今度はマリに叫ばれたあと、さっきは止まれたのに結局また手を出しちゃったって後悔した。

しばらくして健人くんが話しかけてくれて、出してくれた。
「聡、右手。」
出されてすぐ言われて、勝利には我慢できたのに結局また手を叩かれるのが悔しくて、涙が出た。

「どした?なんで?いつも手を出したらこれしてるでしょ?」
「...ひっく!わかってっのにっ!」
「手はだめって分かってんのに出しちゃって後悔してるの?」
「ん!しょりにはっ我慢できたっ」

伝えたくて、言ったら優しく頭撫でてくれる。
「そっか。我慢できたのか。それで代わりに破いちゃったか。成長だな。」
「んっ」
しばらく優しく撫でてくれて、またちょっと怖い顔になった。

「マリに手出しちゃったのだけね。」
抵抗する暇もなくさっと手を持たれて
パチンッ!
これ、ちょっと痛いだけなんだけど、めっちゃ後悔する。なんか、恥ずかしいし。
「教科書破いたことは、勝利に直接謝ってきな。それで勝利も許してくれたらお仕置きはしない。」

そう言われて健人くんが手を引いてくれると思って待ってたら健人くんも黙って座って待ってる。自分で動けってことだ...。やだなぁ。

ゆっくり立ち上がって勝利の部屋に行く。
コンコン
「だれー?」
「おれっ」
「...いいよ」

入ったら勝利が勉強してる。
「あのっごめんっ」
「いいよ。直してもらったし。てかなんで部屋来てほしかったの?」
それで、勝利に素直に父の日のことって言ったら一緒に考えてくれた。決めた!

「聡?謝ま...れたみたいだね。喧嘩はほどほどにしろよー」
健人くんが入ってきて2人で相談してるの見てまぁいっかって出ていった。

3→←聡



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
54人がお気に入り
設定タグ:お仕置き , SexyZone , セクゾ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆう - 智loveさん» リクエストありがとうございます。考えてみますね。 (2022年2月10日 12時) (レス) id: f79c0ecdd4 (このIDを非表示/違反報告)
智love(プロフ) - いつもお話し楽しく読んでます。リクエストしたいですマリちゃんの耳鼻科系のお話し見たいです隠して悪化させてしまい治療後に怒られちゃう感じでお願いしたいです (2022年2月10日 1時) (レス) id: 24808759d6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆう | 作成日時:2022年2月8日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。