5にん 22

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勝利side

最初は怒ってたけどね、風磨くんに近づけたくなかったけど、10時までいさせてもらえるし、何より、2日目に迎えに来た時に百叩きして放置中って言うから…

それは、怖いし可哀想かもって思い始めて、帰ったら本当に号泣の2人が飛びついてて、優しくしなきゃなぁって思った。だってこんな厳しいお仕置き…風磨くんって言うフォロー役もいないのに。

2人が泣くの見て、早く風磨くん退院したらいいのに…って。でも風磨くん、マジで看護師さんとかに頼み込んで明明日退院だよ？だからチビ2人のお仕置きも今日で終わりのはず。

「勝利〜帰るよ〜」
「2人は？」
「車で寝る てるよ。今日はちょっと厳しくしたから連れてきた。」
「…そっか」
「じゃあ風磨、明日退院なんでしょ？大人しくしとけよ？看護師さんに聞いたぞ。好き嫌いして昼ごはんちょっと残したって」

「…いやっ！え？！は？お…また明日な…」
焦ってる風磨くんに手振って車乗り込んだら、聡もマリもお尻に1番柔らかいクッション入れて、お尻丸出しで寝てる…。
「道具したの？」

「よくわかったね」
「だって…」
線いっぱい入ってる…し、たぶんそれだけじゃない赤みだもん。触ったら絶対痛い。腫れ上がってる。

「板で50ずつと仕上げにちっさい棒…わかる？」
「わかるよ」
「10回ずつ。それとお尻開かせて5回」
地獄だ…ちっさい棒の時はお尻開かされるのは割と定番だけど。

ほんっとに厳しい時しかされないし、お尻の穴がジンジンするの…めっちゃ痛いよ。俺も前されたっけ…初めてお金盗んだ時に紙落としたら棒でビシッて。痛すぎて震えたもん。

健人くんがマリにそれほんとにやるなんて。しかも板50って…健人くん、俺に2人に優しくしなさいって言い続けてたけど内心めっちゃ怒ってたんだな。

「よし。勝利悪いけど荷物頼める？マリから連れて上がるわ」
「うん」
健人くんがマリと聡抱き上げて、ベッドにお尻上向きになるように寝かしてた。

「明日風磨くん帰ってくるの、知ってるの？」
「ううん。明日は今日より厳しいお仕置きだって伝えてある。しないけど」
「ふふ…逃げるんじゃない？」
「逃げたら縄でリビングにくくりつける」
「ひっ…」

俺がされる訳じゃないのに怖すぎて悲鳴が出る。翌朝ね、2人ともお尻腫れ上がって泣きべそかいてた。
「まっすぐ帰っといでよ。帰ってきたら昨日の続きするから」
「ごめんなさい〜！うっ！ひっ…」
「聡、マリ、絶対まっすぐ帰って来たほうがいいよ」

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