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マリside
もう痛すぎて熱いしヒリヒリしてるんだけど、風磨くんが聡ちゃんと2人一気に抱っこしてくれてあやしてくれた。
勝利があんなに泣くとこも叫ぶとこも初めて見たし、僕のせいで勝利がお仕置きされてるって思ったら怖くなった。でもご飯って席に着いたら勝利がごめんねって言ってきた。
「ごめっなさい!僕のせいなのに」
「でも止めればよかったんだから俺のせいだよ。ごめん。」
「2人とももういいから食べな」
風磨くんに言われて食べてたらスマホでなんか調べた健人くんが言ってきた。
「3人が1週間おとなしく部屋で過ごせたら一緒に流れ星見に行こっか。5人で願った方が叶うかもよ?」
「え?」
「あるんだって。流星群来月も。」
僕も聡ちゃんも勝利もみんな顔見合わせて笑う。
「ほら、健人くんに言えば絶対連れてってくれるって思ってた」
「勝利、わかってたなら先言いなさい」
そんなこと言っていつも通り楽しく食べた。
「食べ終わったら部屋行きなさい。正座してなくていいから好きに過ごしてて。お風呂順番に呼ぶから入るんだよ」
そう言われてみんなおとなしく部屋にいるんだけど、寂しい。ごはん食べたあとは大抵リビングで1時間くらいみんなで遊んだり喋ったりするのに。
「マリー入るよ」
健人くんが来てくれた。
「お風呂一緒に入る?」
「え!いいの?!」
「特別だよ」
小学生で終わってたから久しぶりに健人くんとゆっくりお風呂入って、優しくしてもらった。お尻は冷たい水かけてくれるし。
「マリ、かわいいね。ごめんねいっぱい痛くして」
「悪いこと悪いって教えてくれるのは健人くんと風磨くんだもん。教えてくれないと分かんないし。」
「そっか。これからも教えるけど、ちゃんと自分でも考えろよ」
お風呂から上がっても髪の毛拭いてくれたり、ジュースくれたりしばらく優しくしてもらって部屋に帰った。はぁ。よかった。お仕置きのあとは甘やかされないとだもん。
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聡side
部屋にいたらドアが開いた。
「聡、勉強大丈夫?」
風磨くんだ!勉強...別に大丈夫だけど一緒にいてほしくて無駄にいっぱい質問してたら多分わかってくれて、遠回りしながら解説してくれて1時間くらい付き合ってくれた。
優しいの。そのあと健人くんも来て色々喋りながら頭撫でてくれたし。結局1週間、勝利とマリにはご飯のとき以外会わせてもらえなかったけど2人が代わる代わる部屋来て喋ったり遊んだりしてくれたから頑張れた
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作者名:ゆう | 作成日時:2022年2月1日 14時