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健人side

警察沙汰になったのは風磨の夜遊び以来かな。話してて俺が涙出てくる。
「お仕置き受けれる？」
「うん、ごめんなさい」
「じゃあ、マリから。聡と勝利は見てなさい。」

マリを膝に乗せて、話す。
「まだ12歳でしょ？守られて、大人になる時期なのまだ。わかる？深夜に外に出ていいわけないよね？」
「うんっごめんなさい」
「俺からは100回。風磨、手握ってて」
マリも100回超えの常連になるのかなぁ。

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「ひっく！あぁぁ！ん！いだいよぉ！」
勝利が拳握りしめて耐えてる。責任感じてんだな。

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
ひたすら泣いてもう呻き声しか出てない。
「あぅ！うん！はぁ！」

「マリ、最後3発」
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「ひっく！うぅ！ん！」
「終わりじゃない。風磨の膝乗りな。」
マリを抱き起こしたらもう立てなくてへたりこんでるけど風磨が腕引いて膝に乗せた。

「13回な。」
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「よし。終わり。寝転びな。」
床に寝転んだからクリームを塗って冷やしタオル乗せる。

「次、聡」
もう号泣してるし、勝利も泣いてるし。でもすぐ膝に来た。
「聡もまだ守られる存在。だけど、マリのことは守らなきゃいけないの。止めなさい。俺からは150回。」

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「ごめっなさい！ぎゃあぁぁ！！」

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「ゆるっじてっ！あぁ！けっとくん！」

パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！

マリと同じように風磨の膝にのせる。聡は15だな。声も出てないけど終わって、冷やしタオル乗せてやる。さぁ、ラストだな。

「健人くんっごめんなさい」
呼ぶ前に俺の膝にすぐ乗ってきた勝利に話す。
「お前は、守られる存在でもあるけど、それと同時にもう2人を守って、叱って、きちんとした大人にさせなきゃいけない立場なんだ。」
「うんっ」
「お前が止めなきゃいけなかった。止めてれば2人はあんなに怒られることはなかった。俺から200。風磨から50。仕上げに定規する。」

「ひっく！うっ！ごめっなさい！」
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！

勝利には厳しくなる。どうしても。