5にん 17

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風磨side

何言っても返事して貰えないから、仕方ないから自分で準備してみた。そしたら自分でいれろって！恥ずかしくて倒れそうだったけど、許されたくて必死でいれたけど！無理！4本も入んない！！

漏らしちゃったら今度は死ぬほど恥ずかしい姿勢にされて入れられたし！でも一瞬で恥が飛んでいった。苦しい！！辛い！痛い！！兄貴いないし！でも15分、死ぬ気で耐えた。

砂時計落ちた瞬間にトイレ駆け込んでなんとか間に合った。地獄っ！でもこれからまだ地獄来る！涙なんとか止めて、出しきってからリビング行ったら鞭だ...！しかもあれ、馬鹿痛いヤツ！

倒れそうになりながら兄貴の前に正座する
「...ごべっなざっい！」
「お前がしたことは全部最低だぞ。勝利、許すって言ってたけど、絶対内心許せてないから。徹底して後悔させる」

あぁ...もうダメかも。
「ソファに寝転べ」
言われて、ゆっくりうつ伏せになる。
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
パアァァァン！パアァァァン！パアァァァン！
「いっ！ごべなざー！！ごべっ！」

めっちゃ痛いぃぃ！！平手なんだけど、ほんとに平手ってくらい強い！必死で泣き叫んで耐えてた。
「今ので200」
「はぁっ！ふうっ！うっうぅっ...」
「次、鞭で50。今日はそれで終わり。明日続きする」

言われて、絶望する。50も無理だしっ、明日もあるなんてっ！
シュッビシィィィ！！
「ぎゃあぁぁぁ！！」

シュッビシィィィ！！
どんどん落とされる鞭に泣くことしかできなくて、身をよじって必死で頑張った。も...死ぬ！死ぬ！
シュッビシィィィ！！
「っ...はぁっ！」

「今日は終わり。寝ろ」
え？！冷やすのも一切なし...？朦朧とする意識の中で兄貴が2階に上がる音を聞いた。無理！！支えがないと立ち上がれない...！

そのままソファで手の甲をお尻に当ててみたら...ひどいみみず腫れ。触るだけで痛くて、ジクジクして泣いた
「ふっうぅっう！う！」
「風磨くん...クリームなかったけど冷やしタオルあった。当てるね？」

聡の声がして、激痛が走った
「いっっっ！！！」
「あ、ごめん。タオル擦れる？やめとく？」
「ひぃっ！はぁっ...ありっがとっ...」
「約束だもん。部屋いなかったから」

「部屋行く？健人くん、勝利にキレられてるから今いないし」
「...え？」
「勝利が抑えてたけど、我慢できなくてぶちギレだよ？健人くんのことビンタして大変なんだから」

あぁ...俺ダメかも。聡が支えてくれてフラッフラしながら部屋行った。

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