･ ページ28
中丸side
準備しときますとは言ったものの
多分上田来ないだろ、
と思ってたら来た。
上田「ほんとにいるじゃん」
「光一くんに頼まれたからね。
んで、熱と倦怠感？」
上田「うん。
明日も稽古だから熱下げる薬ちょうだい。」
「呼吸は？今は苦しくないの？」
上田「派手に動いてる時だけ、
多分熱出てるからだと思うけど。」
これは疲労から来る発熱だよね。
上田も医者だし薄々気が付いているみたい。
「熱下げてる間に睡眠とれば多少の疲れは
とれるんじゃない？」
上田「うん。だから飲み薬欲しい。」
「注射の方がいいと思うけど。」
上田「え、やだ。せめて点滴。」
上田の注射嫌いは健在みたい。
こんな抵抗してるところJrには
絶対見せられないよ笑
「水分補給できるでしょ？
点滴じゃなくてもいいと思うな。」
上田「……やっぱ飲み薬がいい。」
「明日の日中に飲む用の薬出しとくから
今日の分は注射。」
上田「っ、ほんとやだ。」
「さっさと終わらせるよ。肩出して。」
メナミン筋注がいいかな。
臀部でもいいんだけど神経損傷は怖いしね。
上田「ほんと最悪。」
「ちょっと痛いよ。頑張って。」
「く………ぅ……………っは」
耐えるためにギュッと自分の服を握ってる。
刺されてる間は顔を逸らして息を止める。
これは昔からの上田の癖。
「終わり。飲み薬は明日の朝食後な。
無理すんなよ？」
上田「ん。ありがと。」
「マネージャーには帰ってもらったんだろ？
俺送るから一緒に帰るぞ。」
上田「うん。助かる。」
上田を家まで送り届けて帰宅する。
カルテ更新して光一くんにもお礼の連絡。
周年とSHOCKが被って大変だけど
どっちも頑張るって言った上田の気持ちを
尊重したんだ。
上田ならきっと成功させてくれるよな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 98人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し69850号(プロフ) - 少年忍者は書けますか？ (8月25日 0時) (
レス) @page25 id: 8b4224fc9d (このIDを非表示/違反報告)
奏雨(プロフ) - ごっちさん» ありがとうございます！時間ある時に書きます！！ (2022年5月12日 21時) (レス) id: d955883132 (このIDを非表示/違反報告)
ごっち - リクエストよろしいですか？７men侍(こんぴ)が予防接種で、泣いちゃう小説が見たいです (2022年5月10日 18時) (レス) id: d23da499a7 (このIDを非表示/違反報告)
奏雨(プロフ) - 順位ついた！やったー！ (2022年4月6日 0時) (レス) id: d955883132 (このIDを非表示/違反報告)
奏雨(プロフ) - Twitter寂しいのでフォローください！フォロバします！この感想欄みたいに勝手に呟いてると思います！気軽にリプでもDMでも話しかけてください！寂しいです！！ (2022年4月5日 21時) (レス) id: d955883132 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奏雨 | 作成日時：2022年1月31日 23時
