over the screen (ページ5)

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「へっ！？！？！？！？！？！？」

衝撃でぶつかったのと体調の悪さで

その場に座り込んでしまったわたし。

何度も謝るその声に

顔を上げると

わたしが大好きな

岸優太くんと瓜二つの男性が

目の前に立っていた。

マスクをしていて目元しか見えていないが

わたしが何年も追いかけてきた

何度も吸い込まれたあの瞳が目の前に。

訳が分からずボーーーっとしていたら

岸くんのそっくりさんが口を開いた。

岸「だいじょ……ぶっ、、ですか？本当にごめんね、思い切りぶつかっちゃって。」

「え、あ、、いや、だいじょ…ぶ……です。」

声もそっくりだ。

岸「顔色悪くない？具合悪い？」

「いや … ほんとに …… だい … じょうぶです … 」

手を差し伸べてくれる岸くんのそっくりさん

何だかその手に触るのは

おこがましい気がして

何とか自力で立ち上がろうとするも

結局わたしの身体を支えてくれる。

「ありがとう…ございます。」

岸「ううん。それよりさ、本当に。顔色悪いよ？」

「少し体調悪くて。もうこのまま家帰るので。」

岸「そっか …… 心配だし、俺送ってくよ」

「いやいやそんな、迷惑ですもん。わたしなら本当に大丈夫ですから、お気遣いなく。」

少し冷静になったわたしは

思い切って聞いてみることにした。

「これだけ聞いてもいいですか？岸優太くん…ですか？」

小声で聞くと

岸「あ、うん。そうです。知っててくれたんだね」

この言葉を聞いた瞬間

わたしは鼻の奥がツーーンとして

目から溢れるものが止まらなくなった。

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岸くーーーーん！！こんなふうに出会えたらなあ ……
と願望の塊です(笑)
ちなみにわたしは岸担ではありません！
それでは、この後も亀更新ですが楽しんでください。