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大きな拍手をうけ、すばるくんのステージが終わる。ライブ目当てのおきゃくさんの精算を終えるとすばるくんとやすがカウンターにやってくる。
倉「お疲れぇ。やっぱ流石やな〜。今日も良かったよ。何飲む？」
す「ウィスキー」
安「なんかカクテル作って〜」
倉「はいはーい」
倉「…横山くんは？おかわりいれよか？今日は、用事あったんちゃうの？」
横「いや。ひとりで飲んでたし。丸に呼ばれてきた。」
倉「なんで呼ばれたんかな。」
横「あー、わかっとる。」
横「…どっくん、こっち。向いて。」
錦「あ…はい。」
横「ごめんな。おれ年上やのに、頑固になってもうて。落ち着いて考えたら、もっとどっくんの話ちゃんと聞かなあかんなと思った。いつもどっくんがいいアイデアくれんのに、意見が正反対やからって聞かへんかったのが悪いわ。明日、もっと落ち着いてちゃんと話聞くし。今日はごめんな。」
錦「いやっ…ぼくも…あの…」
倉「亮ちゃん、」
錦「…おん。…よかぁまくん。ぼくも、ごめんなさい。もっかいちゃんと話しよ。ぼくが怒鳴ったからあかんねやんな。でも、だまって出てってもうたら…その…びっくりしてんで。」
横「あーごめん。コーヒーいれにいってん。バナナオレ買うて。で、戻ってきたらおらんし、俺も焦ったわ…」
丸「まー、不器用同士やな、すれ違っちゃって。仲良しか。」
倉「仲良しやなw」
す「まぁ横が悪いな。ほら横謝れ。ごめんなさいしろ。」
村「せやな、ヨコ。」
倉「横山くん、言われてるで。ほらほら。」
横「ちょお！なんで俺ばっかり！！」
安「まぁまぁみんな〜ええやん2人ともごめんなさいしたし。」
横「やす〜…」
安「今日はお兄の奢りやから、ええやん。」
横「やす…」
倉「じゃあ横山くんのツケにしとくし。なんか食べる？」
丸「焼き鳥やいて！」
村「お、おれも焼き鳥がええな。」
す「焼き鳥やな。貴族やし。」
安「じゃあおーくら、ぼくも焼き鳥！あとレモンサワーもちょうだい。」
倉「貴族言うな。じゃあ色々焼くな。亮ちゃんは？焼きそば焼こか？」
錦「…いいんすか？」
横「なんで俺に言うねん。」
錦「奢りっすよね？」
横「…まぁしゃーないな。好きなだけ食えや。」
みんな「わーーーい」
錦「横山くん」
横「そんな顔すんなや。もうえーし…明日にしよ。今日は飲もうや。」
錦「うん！」
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作者名：らむ倉 | 作成日時：2020年8月31日 17時
