無限大な日々短編集 (ページ46)

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「ん、美味しい。」

「んんでも、もうちょいダマにならん方がよかったな…こんどアーモンドチップ試しません？匂いがいいんすよ。」

「ん、こんどな。ところでどっくん、すばるはきたん？」

「…」

「え？」

「まだ、です。」

「じゃあ今度連れて来たるわ。」

「うぇ？いやいいっすよ！いや、来て欲しいけどいや、えええ？？」

「ええやん、ちゃんと連れてくるから。じゃあ、また明日〜。」

「え？明日？明日も来てくれるんすね？おれめっちゃ準備してますからね！？絶対来てくださいよ！？」

「お、おう」

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1話完結にする能力がどんどん無くなっていく…

バナナジュースです。だいすき。
ひねくれおじさんのバナナジュース、ほんまに開店したらこうなるかなっていう。

横山さんはすばるくんを連れてきて気まずいふたりをみてニヤニヤするし、すばるくんは仕返しにおおくらさんと計ってヨコヒナを鉢合わせさせたりして。

ワッフルとかフルーツサンドとか妙に女子力高いメニューが日に日に増えていく、ご機嫌なタレ目の店主さんの、ちょっと不器用だけどサービスのいいバナナジュース屋さん。こんな店いかがですか？