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内藤さんとさよならしてから3人で車に乗り込んで少し走り出してすぐにマナの家周辺にたどり着いて、マナは上機嫌で手を振って帰っていった。
「あの、倫也さんはおうちどの辺なんですか？」
なんか流れで聞いてしまった家の場所
聞いた瞬間に「あ。これプライバシー問題？！」なんて焦って、訂正しようかと思った瞬間スッと家の場所を話し出した倫也さん
...わたしなんかにおうち教えてくれるんですか...？
なんか感動...
と思いながら聞いていたら、倫也さんのおうちはSHUTAの家から目と鼻の先くらいの距離で
と、いうことは！
わたしの家からも歩いて行ける距離だってことがわかった。
『なんだ〜近いじゃん。俺よくスーパーとか歩いて行くから会うかもね。』
「え？倫也さんスーパー行くんですか？」
『なんだよ、俺そんな自炊しなそう？笑』
「いや、そうじゃなくてっ、見つかったりしないんですか？」
『全然。オーラなし俳優だからね。笑』
あるあるあるある
何言ってんの
ありよりのありです
「...わたしだったら絶対気づくと思う。」
ひとりごとのように呟いたら
『んふふ、じゃあ見つけたら絶対声かけてよ。』
その言葉にビックリして顔を倫也さんに向けると優しく微笑んでて、わたしはまた嬉しくなって
「はい。自信あります。」
そう答えた。
『若者のカリスマrtzuだからなぁ〜。俺を見つけるより先に見つかってパニックとかありそうだね。』
「ないですよ〜。わたしも似てる人いっぱい居るからバレません。笑」
『あ、それそう、本当な。髪型とか雰囲気とか似せてる若い子多いなぁ。まぁ、憧れるよなぁ。』
「そんなことないですよ。」
『そんなことなくねぇだろ。笑
まぁ、でも俺も見分けられる自信はあるけどな。』
「あはは！ほんとですか？」
『視力いいから。』
「視力問題ですか？笑」
こんな会話
ただの日常会話
となりでパーカー姿の倫也さんはケラケラ笑ってて
その隣で
わたしはずっとずっと幸せで
きっと連絡なんて出来ないわたしは
外を出歩く時に目を凝らして
偶然会えることを願いながら
今以上に出歩くようになるんだろうな...笑
って思った。
『じゃ、俺はこの辺で。これ、ありがとね。』
そう言ってバッグの中の花束を少し見せて笑った倫也さん
「はい。」
『気をつけて帰って。
またね。』
倫也さんの『またね。』
この『またね。』にわたしはまた
懲りずに期待しちゃうんだよなぁ...
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RJS(プロフ) - naaaaさん» naaaaさん☆コメントありがとうございます！楽しみのひとつと言ってもらえるなんて、最高に嬉しいです。ゆっくりですが長くお付き合い頂ければ嬉しいです。やる気もらえました！ありがとうございます☆☆☆ (2022年4月26日 19時) (
レス) @page9 id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
naaaa(プロフ) - すごく面白いです！最近の楽しみの一つになってます。更新頑張ってください！ (2022年4月25日 12時) (レス) id: ab66cc7dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2022年4月19日 19時
