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鳴り止まない程の拍手の中
公演が終了して
あまりの凄さに言葉が出ないわたしは
ただ呆然とそこで手を叩くことしか出来なかった...
〔...知ってはいたけど、倫也さん...まじすげぇな...。〕
〈どうやったらあんな表現できんの...天才...？〉
隣に座っている二人が同じように唖然としていて
プロの二人がこの状態になるって...
もう一度カーテンコール中の舞台の方を見ると
ニコニコ笑いながら手を振る倫也さんは、わたしの知っている倫也さんで
だけど
舞台上にいるあなたは
すごく遠くて
なんだか知らない人みたいに思えた...
舞台から演者さん達が全てはけたのを見て
ずしっとしたボディーブローをくらったみたいなわたしたち3人は魂が抜けたみたいに無言で席を立って歩き出そうとした時だった...
［え？！rtzuだ！］
［待って待って！内藤涼！！まなみんもいない？！］
会場が明るくて1人が気づけばどんどんその輪が広がって私達は迷惑になる前に早足で関係者出入り口へと向かって、扉の前でマナがわたしの腕に手を回して軽く手を振ったのでわたしも軽く手を振った。
嬉しそうに笑ってくれるお客様達。
わたしも皆様と同じように作品に感動しました
本当は語り合いたいくらいです
心で呟いていると、
［やばいやばい！ちょーカッコイイ！］
［顔ちっちゃい！かっこよすぎる！］
［背高い！！やばいーキャー！］
と、隣で小さくお辞儀した内藤さんに向けられた羨望の眼差しが凄すぎてパニックになる前にすぐに中へ入った。
「さすが【恋人にしたい俳優No.1】...。」
〈あんなモテてたら困んないよねぇ〜。〉
圧倒されたわたしとマナに相反して〔大丈夫かな？迷惑とかなってないかな。〕と会場への心配と配慮だけしか頭にない内藤さん。
ほんと真面目でいい人なんだよなぁ...
そんなことを思いながら3人でさっき倫也さんと離れた場所へ戻って、今日の舞台について、あれがすごかった！あの表現どうやったらできんの？あそこが泣けた！なんて溢れてしょうがない感情達を交換し合った。
〔まぁじ俺、倫也さんになりてぇな。かっこいい、ほんと。〕
一通り話まくって最後にポツリと言った内藤さんの一言が静かなフロアに響いて
そしたら
『お前が言うな。笑』
って笑いながらケータイ片手にラフな格好の倫也さんが奥から歩いて来た。
さっきまで舞台上に居たスターに会ったような気持ちになって
なんだか背筋がシャンッとした。笑
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RJS(プロフ) - naaaaさん» naaaaさん☆コメントありがとうございます！楽しみのひとつと言ってもらえるなんて、最高に嬉しいです。ゆっくりですが長くお付き合い頂ければ嬉しいです。やる気もらえました！ありがとうございます☆☆☆ (2022年4月26日 19時) (
レス) @page9 id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
naaaa(プロフ) - すごく面白いです！最近の楽しみの一つになってます。更新頑張ってください！ (2022年4月25日 12時) (レス) id: ab66cc7dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2022年4月19日 19時
