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ririririri......ririririri...
....ん...眠っ。
ベッド脇の目覚ましにノールックで手を伸ばして止める。
遮光カーテンの隙間、わざと開けてある10cm程度
光が揺れてた...
...そうだ。今日朝から仕事だ...
...昨日....いつ寝たっけ？
.......ん...？...SHUTAは？？
寝ぼけ眼でリビングに向かうとカーテンが半分程開けられている状態で部屋に光が入っていた。
水を取りにキッチン向かうと、しっかり洗ってある皿やグラス
分別して入れてあるデリバリーのプラスチックや空き缶
綺麗に干してあるキッチンタオル...
よく見ればリビングのテーブルも綺麗に片されている...
...これは...やっちまったか...
水片手にリビングのテーブルに近づくとポストイットが1枚。
【鍵、ポストに入れとく。
今日はありがとう。】
2行の置き手紙。
やっぱり...やってしまった...
SHUTA×自分家っていう安心感の塊に支配されて、きっと潰れたんだっていうのはすぐに察した。
【おはよ。ごめん、昨日。
目覚ましとか洗い物とか色々ありがと。
話も聞いてくれてありがとね。】
ケータイ片手にラインを送って
ほんの数分
【仕事遅刻すんなよ。】
ってすぐ返事が来た。
SHUTA...仕事してるのかな。
寝たのか？
うちで寝てけば良かったのに。
そんなことを思いながら綺麗に片されている部屋を見渡して
SHUTAってほんとしっかりしてるなぁ...
なんて心底感心した。
せめてわたしも仕事に遅刻しないようにちゃんと準備しよー。
【おかげさまでちゃんと起きれたので大丈夫♪
ありがと。】
そうラインを送ってそのままバスルームへ向かった。
昨日SHUTAに倫也さんのことを話して
口にしたらより現実味が深まって
しょーもないこんなわたしを
しょーもなくても否定しないでくれたことが嬉しくて
好きでいるだけなら別にいいじゃない
迷惑かけてないし
なんてだいぶポジティブに考えられるようになった気もする
わたしはドラマの主役なんかじゃなくて
そんな世の中うまくいかないことなんてわかってる
どうこうしたい気持ちも
どうこうする行動力も自信もないわたしは
ただ今日も変わらない気持ちを抱えたまま
倫也さんの舞台の成功と
また会えるその日を待ち望んで日々をこなしていこう...
なんかすごく前を向けたような気がした朝だった...
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RJS(プロフ) - naaaaさん» naaaaさん☆コメントありがとうございます！楽しみのひとつと言ってもらえるなんて、最高に嬉しいです。ゆっくりですが長くお付き合い頂ければ嬉しいです。やる気もらえました！ありがとうございます☆☆☆ (2022年4月26日 19時) (
レス) @page9 id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
naaaa(プロフ) - すごく面白いです！最近の楽しみの一つになってます。更新頑張ってください！ (2022年4月25日 12時) (レス) id: ab66cc7dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2022年4月19日 19時
