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楽しく時間が過ぎていき、みんなが個々に集まってそれぞれの時間を過ごしていた。
わたしは内藤さんに誘われて、只今絶賛ジェンガ中。
負けたら【自分のイベントや映画に招待する】という特典付きで始まったジェンガ。
みんなが特典発表をする中、倫也さんは
『じゃあ次の舞台のチケットとその後の飯代。』
と言っていて、これは本気で倫也さんに負けてほしい。
そう思って俄然やる気が出た。
そこからわたしは思考回路をフル回転させて隣のマナが落とさず、且つその隣の倫也さんが崩す形を考えまくってジェンガを積み上げた。
〔rtzuちゃんバカ上手くね？〕
なんてケラケラ笑う内藤さんを横目に本気で挑んだ結果、あと二手で詰む！！って状態にすることができた！
わたしは全集中の呼吸で一手を終えて、祈るような気持ちでマナの手元を見つめた...
そして...〈のったーーー！！！〉というマナの声が響いて、わたしの計算の勝利がほぼ確定した...
あとは倫也さんの目の前でジェンガの塔が崩落するのを待つだけだった。笑
『いや、詰んだわ。笑』
ジェンガを前後左右見渡して諦めたように失笑する倫也さん。
申し訳ないけど笑いが止まらないわたし。
だってなんてったってわたしが仕組んだものなんですからー！
諦めたようにスッとジェンガが抜かれた瞬間、ガシャーーーンという音と共にわたしの脳内にはファンファーレが鳴り響いて風船や花びらが舞った。笑
〔っしゃー！俺マジ倫也さんの舞台行きたかったんすよ！チケットとろうと思ってたからすげー嬉しい！〕
いや、わたしのが絶対嬉しいから。って内藤さんに心で突っ込み
〈えー！ほんとにいいんですか？舞台勉強になるー！そしてお食事付きなんてサイコー！〉
いや、わたしのが絶対サイコーって思ってるから。ってマナにも心で突っ込んだ
散り散りになったジェンガをかき集めた倫也さんは開き直ったかのように、
『おーおー、チケット何枚だ？もーなんでも食べなさいよ！はい。じゃあ来たい人はないとぅ〜に言って〜』
と言うと、内藤さんは
〔はい、グループライン作りまぁす。みなさん僕にQR表示お願いしまぁす。〕
ふざけたように立ち上がってケータイ電話を掲げた。
〈行きまぁーす！〉とマナがすぐにケータイを出して、〈Aも行くでしょ？〉と振り返った。
「わたしも行きたいです。」
内藤さんがQRコードを読み取ってくれた瞬間
倫也さんと繋がっていられる一筋の光を感じた...
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RJS(プロフ) - naaaaさん» naaaaさん☆コメントありがとうございます！楽しみのひとつと言ってもらえるなんて、最高に嬉しいです。ゆっくりですが長くお付き合い頂ければ嬉しいです。やる気もらえました！ありがとうございます☆☆☆ (2022年4月26日 19時) (
レス) @page9 id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
naaaa(プロフ) - すごく面白いです！最近の楽しみの一つになってます。更新頑張ってください！ (2022年4月25日 12時) (レス) id: ab66cc7dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2022年4月19日 19時
