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夢のような螺旋階段はあっという間に終わりを告げてフロアに到着した瞬間離された手に、わかっちゃいるけどまだもうちょっとだけ...なんて欲が生まれそうになった。
そしてわたしたちは別々の方向から名前を呼ばれてその場を離れた...
楽しく過ぎていった打ち上げは最後のお決まり一本締めで終了して、エントランスへ徐々に人が消えていく
ほんとに終わっちゃった
楽しかった夏
【恋花火】一色だったな...
そんなことを思いながら物思いにふけってたら
〔rtzuちゃーん、実は〜...
〈実は〜！？...
目の前にやってきた内藤さんとマナはわくわくした様子でわたしをギラギラ見てる
少し構えて次の言葉を待っていると
〔〈これから二次会いきまーす！強制参加でーす！〕〉
ふたりで声を合わせてわたしにサプラーイズっ！ってかんじで言い放ってきた。
「うん、行く。」
サラッと答えるとポカンとしたマナが、
〈え？！ええ？！なに？どうしたの？！絶対やだって言うと思ってた！〉
そう言って驚いていて、
〔ほら〜絶対rtzuちゃん来てくれると思ってたよ、俺の為に♪〕
と誇らしげな内藤さんはとても嬉しそうだった。
「ふたりも行くんでしょ？だったら行かないとかないから！いこー！」
そう言って、お酒も入って気分もすこぶる良い状態で楽しそうなマナと、おんなじように楽しそうな内藤さんと会場を出て用意されていた車で二次会会場へ向かった...
車で数分の距離で到着した会場は地下にあるカフェバーみたいな場所で、ダーツとかビリヤードがあってバーカウンターやソファー席もあるなんだか雰囲気の良い空間だった。
先に到着していたメンバーが奥から手を振っていて
ソファーに座っている倫也さんを見つけて
絵に描いたようににやけそうになる顔面をグッと抑えて
わたしたちもその輪に参加した
さっきの打ち上げでもわりとみんな飲んでいて、どんどん上がるテンションそのままに、そこからダーツをしたり、触った事もほとんどないビリヤードをしたりしてとにかく笑って笑って笑った。
わたしはと言うと、
ダーツをする倫也さんを違うチームなのに応援し続けて
できもしないのに倫也さんと同じチームがいいと言って結果最下位になって大迷惑をかけた
でもこの現場だったら
わたしがどれだけ倫也さんを好きでも
まじドラマみたい！ってみんなが笑ってくれて
ずるいけど
【A】のフリしたわたしは
倫也さんの笑顔を近くで感じてた...
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RJS(プロフ) - naaaaさん» naaaaさん☆コメントありがとうございます！楽しみのひとつと言ってもらえるなんて、最高に嬉しいです。ゆっくりですが長くお付き合い頂ければ嬉しいです。やる気もらえました！ありがとうございます☆☆☆ (2022年4月26日 19時) (
レス) @page9 id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
naaaa(プロフ) - すごく面白いです！最近の楽しみの一つになってます。更新頑張ってください！ (2022年4月25日 12時) (レス) id: ab66cc7dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2022年4月19日 19時
