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ほんもののアリスが歩いて迷い込んだみたいなお花と葉っぱのアーチを抜けるとウッド調の扉が大きく開かれていて、中から柔らかい光が漏れていた。
ドアマンの方にエスコートして頂いてエントランスを抜けると開けた空間にたくさんの人が集まっていて中庭へと続く扉が開かれていてとても開放的な空間が広がった。
〈あ！rtzu〜きたー！〉
奥でシャンパン片手に手を振るマナを見つけて手を振った。
周りを見渡せば見たことのある顔ばかりで
つい数日前までほとんどの時間をこの人達と過ごしていたことをぶわっと思い出して胸がぎゅーっとしてしまう
マナの元へ歩いている間にもたくさんの人に声をかけてもらって、なんかホームに戻ってきたようなそんな気持ちになってしまった。
はぁ...ほんとに今日で最後なのに...
〈お疲れ！仕事終わり？〉
「ううん、今日休みだったから家から来た。」
〈終わっちゃったの寂しいよね〜。なんかやっとみんなと仲良くなれたのにー。〉
「ほんとね。でもだから今日すごい楽しみだった。」
〔あー。俺に会えるからだぁー、そっかそっかぁ。〕
急に背中から聞こえた聞き覚えのある声に自然と口元がにやけてしまう。
くるっと振り返るとラフな黒シャツにゆったりとしたブラックパンツのシックな装いの内藤さんが居た。
「内藤さーん！」
久しぶりの内藤さんとの再会がすごく嬉しくてまたテンションが上がった。
〔久しぶりー！あと、本当お疲れ様でした。〕
そう言った内藤さんはすぐに横にいたマナの方を向いて
〔2階が打ち上げ会場だって。でさ、屋上も上がれたんだけど、雰囲気がすごい良かったからrtzuちゃんと見てきたら？〕
そう言ってわたしの方を向き返った。
〈えー♪そーなんだ！rtzu見に行こうよ！打ち上げまで
あとちょいあるし！〉
「うん。いこっか。」
〔いってらっしゃーい。〕
ソファーにもたれながら手を振る内藤さんにペコッと頭を下げて奥にある螺旋階段を登る
3階に着くとガラス貼りのフロアが広がっていて奥の扉から外へ出るとライトアップされた噴水がキラキラと光っていた...
〈えー♪めちゃめちゃロマンチックー！撮影でも使えそうじゃない？〉
なんて言いながらはしゃぐマナはドラマのワンシーンみたいで
マナは朝海でわたしは【A】
ふたりでここに遊びに来たんだって思いたくなってしまった...
〈ねぇ〜見てー！下見えるー。綺麗〜！〉
レンガに手をかけてマナがわたしを呼んだ...
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RJS(プロフ) - naaaaさん» naaaaさん☆コメントありがとうございます！楽しみのひとつと言ってもらえるなんて、最高に嬉しいです。ゆっくりですが長くお付き合い頂ければ嬉しいです。やる気もらえました！ありがとうございます☆☆☆ (2022年4月26日 19時) (
レス) @page9 id: acf635abfc (このIDを非表示/違反報告)
naaaa(プロフ) - すごく面白いです！最近の楽しみの一つになってます。更新頑張ってください！ (2022年4月25日 12時) (レス) id: ab66cc7dba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RJS | 作成日時：2022年4月19日 19時
