49ステージ ページ30
ぎしぎし音を立てる寝台に抗いたくともあらがえず
彼と男と女の関係を作り上げてしまった
よがり
熱い吐息を吐き
頬を紅潮させ
目を潤ませて
ニコリと笑う彼に身を任せる
最初の痛みは
だんだんと快楽に変わり
私の身体の中を熱い何かが駆け巡る
汗ばみ熱い身体を密着させ彼は云う
「A・・アイシテルよ・・？っ」
心がズタボロの私には考えなくともこの気持ちは分かった
この人を愛してしまえば
私は壊れることになると
『はあっはあっ・・あっわ私はきらいれふゅっ・・！』
よがってよがって
痛くて痛くて
中也さんに対する背徳しか生まれなかった
そのあとのことは良く覚えていない
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『・・は？！』
勢いよく起き上がる
今が朝なのか昼なのか夜なのか
それは分からないけれど目が覚めた
横を向くと太宰さんの綺麗な顔＿＿元い嫌いな顔
そのおかげで
昨日のことが夢では無いのだと思わせた
下腹に激痛が走る
腰を両方からつかれるような感覚だ
全裸のまま寝ていたのもあり少し肌寒い
お腹の中に何かどろりとした感覚が残っている
そう思った瞬間
涙が止まらなかった
『っ・・ごめんなさい・・ごめんなさい！中也さん・・』
何度も手で涙をぬぐう
謝っても足りない
私は＿＿＿それぐらい酷いことをしたのだもの
＿＿＿＿革手袋のひやりとした感覚が
目尻に伝わる
「何・・謝ってんだよ。太宰の野郎が無理矢理ヤってきたんだろ？(ニコ)」
『なっ・・んで？中也さっ』
そこには苦しそうに笑う
中也さんの姿があった
『ごめんなさいっ！！ごめんなsッん』
「ん・・・」
うれしさ涙と悲しくて出てくる涙でぐちゃぐちゃの私に
中也さんは優しく接吻を落としてくれた
「謝るのは俺の方だッ・・遅くなって本当にすまねエ・・！だから・・」
中也さんが私の肩に頭を置く
「逃げたら・・俺と結婚してくれねエか・・？」
耳まで真っ赤の彼を見ていると
自然と笑みがこぼれた
『・・私なんかで良ければ・・結婚しましょうッ！！』
中也さんの背中に手を回す
全裸なのに如何して気付かないのかなとも思ったけど
深く考えるのをやめた
＿＿＿＿(すまねエA手前のことを守れなかった・・・
どうかあと少しだけ神か仏かは分からねえが時間をくれ)
作者ステージ＊出来ればお読みください・・５００人突破記念の短編のお題を募集します！コメント欄にてお待ちしております〜！→←48ステージ＊ぴ・ん・く
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凜子(プロフ) - 幻想見る主人さん» ありがとうございます！！！・・スランプにはまったのと英検で遅れそうですが頑張ります！！ (2018年6月2日 22時) (
レス) id: 039beb8009 (このIDを非表示/違反報告)
凜子(プロフ) - バショーさん» ありがとうございます！！・・スランプから抜け出せるように頑張ります！ (2018年6月2日 22時) (レス) id: 039beb8009 (このIDを非表示/違反報告)
幻想見る主人 - ワァ...続きがメチャクチャ気になる...更新頑張って下さい！ (2018年6月2日 22時) (レス) id: 8edca21fd9 (このIDを非表示/違反報告)
バショー - 続きがきになります！無理せず頑張って下さい！ (2018年5月22日 23時) (レス) id: 36dfe0abc8 (このIDを非表示/違反報告)
凜子(プロフ) - 結城さん» わあ！！ありがとうございます！！何分今スランプでして・・・来週には続きが書けるようにはします！！ (2018年5月20日 0時) (レス) id: 039beb8009 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凜子 | 作成日時：2018年2月24日 10時
