人間フィロソフィー (ページ29)

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第28話ルキム・エンスタイページ29

あれれ。行っちゃったし

元気な子だな。うん。そうだね

こんど会ったら普通に話し掛けよう

絶対このままじゃ嫌われるからね。俺

走って帰ろうそうしよう

運動不足にならないし

では俺氏いきっまーす！

走っていると３人の人影が見えた

あれ？これ、彼奴らじゃん

リアとライザじゃね？

絡まれてるし(笑)

そりゃそうか。リアはともかくライザは女に見えるからな

男なのに(笑)

下手すれば俺より女っぽいよな？

助けてあげるか～。大人苦手だけど

よしっ！あーしよう！幽霊みたいにすれば良いや

『おにーちゃん』

結構な小声で言ってやった！

察して！？二人とも

足音をたてずに二人の元へ行った

｢えっ？なんか聞こえたような気がするけど｣

お願い。察して

わかるよな？幽霊作戦って事

『えっ？何も聞こえないが』

とライザが言うとリアは頷いた

神！察し力最強かよ！

今なら崇められるわ

『おにーちゃん。遊ぼうよ？』

結構得意なんだよな幽霊みたいな声

結構高めに話したし

｢何処に居るんだよ！？｣

あの男性は後ろを振り向いた

よし、引っ張っろう

『行くよ？』

二人は頷き足音をたてずに逃げた

結構離れたからついてこないよな

きたらこえーわ

『ありがとな？助かった』

褒めてくれるとやっぱり嬉しいわ

『ルキムは良く幽霊作戦思い付いたね』

名前のドンピシャなんだが

凄いわ。神ってる

『いやいや、暇だから助けただけだから』

ほんとに暇だったから言った

そもそも困っている親友は助けないといけないし

今日は良く人と会うな

でも良い人だったと思うから

いいか！

次は誰と会うのか地味に楽しみ

全然会わないと思うけどな