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第四十四話 レン ページ46

「人類を救えるなら、ボクの身体を機械に捧げていいです」


「何でッ!?何でレンが『太陽の夢』に成らなきゃいけないんだよっ……!」


……ごめんね、奏ちゃん。
人類を救えるならボクは構わない。
ただその思いで 太陽の夢 になった。

過去を振り返るのはもうやめようかな…


『……なんか、寂しいなぁ』


心からの寂しみなのか呟くボク。
研究室には誰もいない。
いや、どこかに出かけているだろう…
ボクは太陽の夢だから、ここから出られない。
今どうなっているのかはボクは知らない。
ボクは人工知能でAI……


感染者になった人達を元の人間に戻す。
これがボクの仕事。
人類を救えるならボクは……


すると一人で考え事をしていると
研究室から誰かが入ってきた。
オッドアイの姿といえばあの人しかいない。


「よぉ、レン」


コウム様だ。
彼はWPS研究機関の戦闘員、時々話し相手にしてくれるそのうちの一人。
暇なボクを話し相手にしてくれるから助かる。


『仕事帰りですか?コウム様』


「コウム様じゃねぇよ、コウムだ。まぁ、その辺」


コウム様は慣れていないのか様付けはよろしくないらしい。しかしボクも呼び捨てで呼ぶのはあんまり慣れていない。奏ちゃんだったら昔から一緒にいるから慣れている。


「最近、どうなんだ?レン」


『うーん………ボチボチかな。でも感染者になった人達を助けているよ』


「そうか…」


他愛もない話をしていると、コウム様は仕事の時間だといい、研究室から出た。

誰かと話すのは楽しいなっといつも思う、周りからは自己犠牲の精神を持っているね、とかよく言われる。

自己犠牲って何だろ…ボクのプログラムには載っていない。

さてと今日も感染者を救おうか…

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りおーね(プロフ) - 修正終わりました〜 (2019年3月28日 12時) (レス) id: c9f96cbb66 (このIDを非表示/違反報告)
りおーね(プロフ) - 少し修正します (2019年3月28日 12時) (レス) id: c9f96cbb66 (このIDを非表示/違反報告)
薙(nagi) - 祝!続編!!頑張りましょう (2019年3月27日 22時) (レス) id: 43e3ad1e0e (このIDを非表示/違反報告)
零霧―ゼロキリ―(プロフ) - 長めじゃなかったですね、更新終わりました!あと、続編を作る必要があるみたいなんですが…どうすればいいですかね? (2019年3月27日 21時) (レス) id: 64e187c771 (このIDを非表示/違反報告)
雷夜@馬鹿な小説家(プロフ) - 修正完了しました! (2019年3月27日 20時) (レス) id: 4f6eef4efb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミクミキ x他9人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年3月21日 17時

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