私はずっと疾風のような彼が好きだった。 (ページ50)

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嫉妬　：主人公目線ページ50

まあそんなことは置いておいて、注文を決めることに…；

みんなは早く戻りたいらしいです；；

「ご注文は何に致しますか？」

円「えっと…なんだこれっ！？//；；」

メニューを見た守君が大声を上げた。

うわぁ…こんな守君、初めて見た…；；

これって照れてる…んだよね；

私もメニューを見てみると…

ピンクのときめきミルクティー

麗しの君ジャスミンティー

魅惑のドキドキハーブティー

メイドさんといっ((ｒｙ

本当に…何これ…；；

誰ですか…こんなメニュー決めたの…；；；

円「えっと…これ…//；」

「どちらですか～？」

円「ピ、ピンクの…とっ…ときめ…///；；」

「ピンクのときめきミルクティーですね～かしこまりました！」

顔を真っ赤にしてふぅーっと一息つく守君。

これ、みんなに言わせる気なのかな…；；

「ご注文は何に致しますか？」

風「…な、何だこれ……；；」

「何に致しますか～？」

風「うわっ！？え、えっと…；；」

一郎太にぐいぐい攻寄るメイドさん。

ズキッ

…あれ……？

胸が苦しい…；；

どうして…？；；

『…っ……；；』

苦しくて息ができない…；

まさか…また体が弱っているの…？；；

「…すみません！メイドさんと一緒萌え萌えココア３つください＾＾」

「はぁ～い♡かしこまりました！」

『風鈴…？；；』

ズキズキと痛む胸を押さえていると、風鈴が手を上げて注文してくれた。

「大丈夫？
ほら、ココア飲んでゆっくり休もう？一郎太も！」

風「あ、ああ…ありがとう。助かったよ；
明鈴…大丈夫か？苦しそうだけど…；；」

『…ええ…もう平気です…；；
風鈴、ありがとう…』

「別にいいって！＾＾
…それに、一郎太にメイドさんが近づくから嫉妬してたんでしょ？((ボソッ」

『…嫉妬……？；；』

嫉妬…

嫉妬って…

妬みってこと？；

それとも…

昔、お母さんが言っていた…

好きな人に誰かが近づいたら現れる…

ヤキモチ…ってこと…？

『私…病気じゃなかったの…？；』

「バカだなぁ！病気なわけないじゃん！！
むしろ健康になりすぎって感じかな＾＾」

『そ、そうだったんですね…！！よかったぁ…；』

私の頭を撫でる風鈴の言葉にホッとした。

なんだ…嫉妬か…///；；

私、もう少し恋愛というものを勉強しないといけないみたい…；((←今更かよww