私はずっと疾風のような彼が好きだった。 (ページ30)

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野生戦！！　：主人公目線ページ30

ついにこの日がやってきました…！！

私たちサッカー部は、ジャングルのような森の中…野生中へ来ています！

グラウンドまで行くと、野生中の生徒が沢山集まっていました。

円「よーし、燃えてきた！！応援に来てくれた人達のためにも頑張ろうぜ！！」

風「…って、全部野生中の応援だろ？；」

「僕たち、まだ弱小サッカー部だしねぇ…応援なんて；」

円「いるんだよ！ほら！！」

守君が指す方へ振り向くと…

サ「兄ちゃん～頑張れ～！！」

壁「サ、サク！？；；」

なんと、壁山君の弟さんがお友達を数人連れてやってきていました！！

「あの子…壁山君の弟君？こりゃあ負けらんないねぇ；；」

壁「やっぱり俺…トイレに…；；」

円「もうすぐ試合が始まるって！！；；；」

守君と染岡君たちが必死に捕えました！；

色々ありましたが、まもなく試合開始です！！

『頑張りましょう、風鈴！私達の最後の夢を叶えましょう！！』

「うん！行くぞ、明鈴！！」

『ええ！！＾＾』

私達双子が、仲間達を導くんだ…！！

勝利という風を！！

ピィーッ！！

染岡君のキックオフで、試合開始です！！

ジャングルのようなこのフィールドを駆け抜けます！

豪「はぁあああ！！」

豪炎寺君、いきなりファイアートルネードかしら！？

ドカッ

奪われた！？

な…なんて高さなの…！？

高いジャンプ…

素早いスピード…

力強いシュート…

それでも、

円「熱血パンチ！！！」

私達の熱血キャプテンはゴールを守る。

風「…あれだけ特訓したのに、こんなに差があるなんて……；；」

そう、私達ではついていくのがやっとというくらいの強さだった。

ボールは豪炎寺君へ…

しかし、豪炎寺君は囲まれる…

豪「チッ…隙がない…；；」

染「豪炎寺！！」

豪炎寺君は動けないので、染岡君へパス…

染「ドラゴンクラッシュ！！」

ドカーン！！！

な、何が起きたの！？；；

円「染岡！！；」

染岡君動けません！！大丈夫でしょうか…；；

秋「足首をひねってる…試合は無理だわ」

円「選手交代しかないか…；

よし、FWに風鈴！MFに明鈴！DFに土門がついてくれ！！」

え？；；；

「僕が…FW……？；；；」