私はずっと疾風のような彼が好きだった。 (ページ22)

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甘い隠し味　：主人公目線ページ22

一郎太君、ツッコミお疲れ様です；((←ボケた人

私達五人は今、近所の中華屋さん…雷雷軒で作戦会議中。

風「…💢」

「風丸～あれは冗談だってば！怒るなよ～；」((←元凶

風「…もういい💢
それより、野生中相手に新必殺技無しでどうする気だ？；」

円「…ん～俺はみんなを信じてる！」

風・風鈴「「はぁ？」」

あ、この二人のこんな間抜けな声久しぶりに聞いたかも；

円「思い出せよ！俺達、イナズマイレブンになるんだぜ！！
伸びるぞラーメン」

風「あ、やべっ…」

あ、因みに三人はラーメン食べてます！
私と風鈴は、蘭ちゃんのご飯があるからギョーザを半分こ。

「ギョーザって初めて食べたなぁ～」

『私もです。一郎太君、ラーメンは美味しいですか？』

風「ああ、一口食うか？」

『ありがとう…いただきます＾＾』

一口だけもらってみる。

『美味しい…！風鈴も食べる？』

「いや、お腹一杯になりそうだから止めとくよ。それに…二人共意識してないでしょ？；」

「『何が？』」

「…間接キス……」

ん……？

風「…っ！！///
ごめん、明鈴！！気付かなかった///」

『間接キスって何…？』

ズルッ；；；

あれ？みんな椅子から滑り落ちちゃった；
他のお客さんまでひっくり返ってるし…；；

私、変なこと言った…？((←純粋

響「はっはっはっ！！ギョーザもラーメンも間接キスも知らないとは…面白いお嬢さんだ！！」

『へ…？』

響「美味しかったか？そのラーメン」

『はい！！蘭ちゃんのご飯と同じくらい美味しかったです！！
でも、ちょっと甘かったような…何の隠し味なんですか？』

響「隠し味？そんなもんはないぞ！
そうか…そりゃあよかったなぁ…」

風「///；；」

…？
よくわからないけど、よかったんでしょうか？

響「そういやぁ坊主、イナズマイレブンとか言ってたな…」

円「知ってるんですか？」

響「…まあな……

…イナズマイレブンの秘伝書がある」

風「へぇ～秘伝書なんてあるんだ！」

円「何書いてあるんだろ…」

…って、何故この店長さんが知ってるんでしょう？((←ごもっともｗ

「「『えぇー！？秘伝書だって！？』」」

「あ、ハモった；」

響「だが、秘伝書はお前に災いを招くかもしれんぞ？それでも見たいか？」

円「ああ！！」

響「…フン……」

この人…何か知ってるんじゃない？
イナズマイレブンのこと…