【イナズマイレブン】私はずっと疾風のような彼が好きだった。【風丸一郎太】 (ページ10)

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【明鈴side】

私達が外に出ると…

ドゴォオオオオン！！！

大きな車？が登場です。

赤いカーペットがくるくるやってきて

帝国学園の生徒さんたちがやってきました。

微「うわぁ～、派手にやるなぁ…」

派手…という問題ですか？;;

円「雷門中のキャプテン、円堂守です。練習試合の申し込み、ありがとうございます！」

あの人が帝国学園のキャプテンさんでしょうか…？

…あ、そういえば、あの人見たことがあります。

鬼道財閥の鬼道有人さん…でしたっけ？

守君がゴーグルとマントの人と握手しようと手を差し出しますが

無視されちゃいました;

鬼「初めてのグラウンドなんでね。ウォーミングアップしてもいいか？」

円「え、あ、はい…」

守君がタジタジです…;;

・

・

・

円「何だ！？」

半「消えた！？」

宍「おいおい、何だよあの動き…」

そのウォーミングアップは凄いものでした。

染「あんなのと試合すんのかよ…;」

確かに、少し恐ろしいです…

でも、守君なら絶対に何かやってくれると信じています！

すると…

微「円堂っ！危ない！！」

前からボールが飛んできました！

ガシッ！！！

でも、守君が止めました！

円「面白くなってきたぜ！！」

うんうん、これでこそ守君です！

私も精一杯頑張らなくちゃ！

壁「キャプテン…」

円「何だ？」

あれ？壁山君、どうしたんでしょう？

壁「俺…その……

……トイレ行ってくるっス！！！」

「「「はぁああああ！！？」」」

怖気着いちゃった壁山君…

なんと、お手洗いに…いえ、逃げちゃいました;;

鬼「どうするんだ？お前達を入れても10人しかいないように見えるが…」

円「何言ってるんだよ！11人いるだろ？な、明鈴」

『はい。壁山君の代わりは任せて下さい！』

風「正気かよ！？あの帝国だぜ！？お前じゃあ…；」

ふふ、一郎太君は本当に心配性なんだから…

『心配してくれてありがとう、一郎太君。でも大丈夫です。心配しないで下さい』

微「大丈夫だよ、風丸。明鈴に任せようよ」

風「…無理はするなよ」

『はい^^』

私、頼られてる…

それが凄く嬉しいんです。

絶対に、皆さんに迷惑をかけないようにしなくっちゃ！

円「さあ、みんな！頑張っていこうぜ！！」

ピィー！！！

いよいよ、帝国との試合が始まります！