【イナズマイレブン】私はずっと疾風のような彼が好きだった。【風丸一郎太】 (ページ21)

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【風丸目線】

明鈴を探していたら、一件のメールが届いた。

…明鈴からだ。

～～～

微風明鈴

宛先：一郎太君

件名：ごめんなさい

一郎太君へ

私は今、鉄塔にいます。
皆さんには、ご迷惑をおかけてして本当に申し訳ございませんとお伝えください。
それと、暫くは顔を見せることはできないです…と。

そういえば、あれから皆さん大丈夫でした？
一郎太君にもいっぱい心配かけたましたよね。ごめんなさい。
でも、もう大丈夫ですからね。

ありがとう。一郎太君。

～～～

ごめんなさいとか、ありがとうとか…

本当に困ったやつだな;;

…まあ、そんなところも好きなんだけど//

鉄塔ならここからすぐだし、迎えに行くか。

もう暗くなってきたし…

～～～

風丸一郎太

宛先：明鈴

件名：わかったよ

サッカー部のことは、明日俺から円堂達に上手く伝えるよ。
だから安心してくれ。

それと、鉄塔にいるならすぐに迎えに行くから待ってろよ。
そこから動いたら承知しないからな。

～～～

…これでいいかな。

全く、世話のかかるお嬢様だな…//

でも、そんな明鈴だからこそ好きになれたのかもしれない。

…なんてな。