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2人で教室に向かう。
まだ、学校は静かで、
私たちの足音がするくらい。
A ｢そう言えば、木村くんは何部なの？｣
柾哉 ｢ダンス｣
A ｢へーそうなんだ｣
柾哉 ｢いや、もうちょっと興味持って！笑｣
A ｢すごいなって思ってる！｣
柾哉 ｢･･･次の土曜日、｣
A ｢ん？｣
柾哉 ｢空いてたりする？｣
A ｢え、うん｣
次の土曜日が空いてると
知った瞬間の
木村くんの笑顔、
またクスって笑っちゃった。
柾哉 ｢え、なになに！｣
A ｢あ、ごめん笑｣
柾哉 ｢なんかついてた！？｣
A ｢違うの笑｣
柾哉 ｢え、なに？｣
A ｢木村くんの笑顔、素敵だなって｣
そう言うと、
さっき見たような笑顔に戻って、
柾哉 ｢土曜日、ダンスの大会あるから、来てほしい｣
A ｢え、｣
柾哉 ｢あ、えっと、｣
A ｢え、私？｣
柾哉 ｢うん、藤田さんに来てほしい｣
A ｢わかった、｣
かなりキュンとした。
木村くんの真面目な表情。
隣からはなかなか
見ることができない、
真面目な顔してた。
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作者名：そい | 作成日時：2021年11月11日 22時
