第十五話↑ ページ17
青葉「……。合格人数少なすぎません?」
沖田「いや、いつもより多い方ですぜ?酷いときは全員落ちてやしたし」
私は改めて真選組…いや、土方さんの厳しさを知った。
土方「これから実技試験を始める。まずは―――」
こうして最終試験課題実技試験が始まった。総悟がやると手加減せずにやるため大怪我をして帰っていった人が過去に何人もいたため、ここは終兄さんが相手をすることになっていた。
今回腕立つやつがあの中にかなりいたらしい。その中でも原嶋は総悟ほどではないが終兄さん並みであった。
青葉「土方さーん、あの原嶋って子かなり強いですよね」
土方「あぁ、何でもガキの頃から英才教育を受けていたらしい」
沖田「ま、俺には敵いやせんけどね」
なんて話していたら試験が終わったらしい。実技試験は終兄さんが判定をする。合格が貰えれば隊士に。不合格ならば帰って頂く、というわけだ。
土方「合格者を発表する。梨口、原嶋、雷川、
合格し喜ぶ声、不合格で悲しむ声など様々な声が屯所に響いた。梨口、原嶋は私が、雷川、米倉は総悟が指導をすることになった。
「「よろしくお願いします‼」」
青葉「おー、よろしくー。にしてもさ…梨口とか原嶋とか呼び辛いんだよね…あだ名つけていい?」
梨口「勿論ッス!」
原嶋「よろしくお願いします!」
青葉「じゃ、梨口は…ふ〇っしー?」
梨口「それ色々アウトッスよ!?」
青葉「うーん…じゃあ…梨、梨…ねェ、下の名前って何?」
梨口「太郎ッスけど…」
青葉「よし、梨口君は今日から梨太郎だ!」
梨太郎「は、はいっ!」
取り敢えず梨太郎は決まった。原嶋。コイツが難しい。原嶋…原……腹…お腹…食べ物…
青葉「原嶋、確か下の名前英一だったっけ?」
原嶋「は、はいそうですけど…」
青葉「原嶋英一…原…腹……お腹………英一……栄一………あ、ネギ。」
原嶋「ネギですか?」
青葉「うん。ネギ。英一で栄一だからネギ。じゃ、改めてよろしくね梨太郎とネギ」
「「はい!」」
ネギ「(俺のあだ名なんか変…せめて太郎とか男とかつけてほしかったな)」
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総兎(プロフ) - sora_kunさん» http://uranai.nosv.org/u.php/novel/souto783/こちらに学生版を作らせていただきました。まだ全然進んでいませんが… (2018年12月4日 0時) (レス) id: 503f6ab449 (このIDを非表示/違反報告)
総兎(プロフ) - sora_kunさん» 了解しました!今やってる新入隊士試験篇が終わり次第入りたいと思います。リクエストありがとうございます^^ (2018年12月2日 0時) (レス) id: 503f6ab449 (このIDを非表示/違反報告)
sora_kun(プロフ) - 学生編てきなのやってほしいっす! (2018年12月1日 23時) (レス) id: 3bbad9f784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:総兎 | 作者ホームページ:https://www4.hp-ez.com/hp/takinosumika
作成日時:2018年12月1日 11時