第十二話 ページ14
まだ試験まで時間があるため私はいつもの団子屋で見回り(サボり)をしていた。
青葉「おじちゃ〜ん!みたらし団子2本‼」
「あいよ〜、ちょっと待っててね」
ここのみたらし団子はとても美味しいのだ。私は今までいろんな団子屋巡りをしていたがここのお店が一番美味しい。
「はい、お待たせ。いつも来てくれてるお礼に一本サービスしておいたからね」
青葉「ありがとうございます!」
何ていい人なのだろうとおじちゃんの優しさを感じながら私はみたらし団子を1本完食。
2本目に入ろうとしたとき隣から聞きなれた声で「お〜い、おっちゃん、俺もみたらし3本」という声が。横を見ると…やっぱりいた
坂田「お?Aじゃねェか。税金泥棒さんが昼間っから団子屋でサボりたァいいご身分だな」
青葉「銀時には言われたくない。もう【ピー】歳なのにろくに働きもせず、給料未払のマダオには」
坂田「Aちゃん…なんで俺の年齢知ってんの??」
青葉「辰馬が教えてくれた」
坂田「……あの野郎……」
その後も「俺はマダオはマダオでも゙まるで、ダンディな、男゛略してマダオだからな?゙まるで、だめな、おっさん゛の方じゃねェ」と給料未払のことには一切触れようとしなかった。給料が払われてない神楽ちゃんや新八くんの身にもなってみろよ。
そんな感じでグダグダ話していたらいつの間にか団子を全部食べ終わっていたので銀時を一人置いて屯所に戻った。
青葉「青葉A、ただいま戻りましたであります!」
沖田「あ、Aさん。丁度いいところに。実は近藤さんが姐御のところに行ったらしく、さっき回収の連連絡が来たんでさァ」
青葉「えぇ、また…妙ちゃんも大変だね…んで、私にどうしろと?」
沖田「近藤さん回収に行ってきてくだせェ」
私は面倒くさいので行きたくなかったがヤダと答えようとするとニコニコ笑顔でバズーカを頭に突きつけられたので渋々行くことにした。
あんな変態ゴリラストーカーが毎日のように家に来るとなると妙ちゃんも新八くんもとても苦労しているだろう。そう思うと胸が痛くなってきた。
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総兎(プロフ) - sora_kunさん» http://uranai.nosv.org/u.php/novel/souto783/こちらに学生版を作らせていただきました。まだ全然進んでいませんが… (2018年12月4日 0時) (レス) id: 503f6ab449 (このIDを非表示/違反報告)
総兎(プロフ) - sora_kunさん» 了解しました!今やってる新入隊士試験篇が終わり次第入りたいと思います。リクエストありがとうございます^^ (2018年12月2日 0時) (レス) id: 503f6ab449 (このIDを非表示/違反報告)
sora_kun(プロフ) - 学生編てきなのやってほしいっす! (2018年12月1日 23時) (レス) id: 3bbad9f784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:総兎 | 作者ホームページ:https://www4.hp-ez.com/hp/takinosumika
作成日時:2018年12月1日 11時