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ちょっと気合い入れすぎたかな。
スーツじゃって思って私服に着替えてみたけど
目も合わないまま、似合ってるなんて…
気を遣わせたみたい。
今もいつもの駅までの道を歩くんだけど
いつもみたいな会話がなくて
いつもならどうしたの？って聞くんだろうけど
何と無く聞けなくて。
気付けば無言のまま、そろそろ駅に着来そうな時に
大「あのさ！」
「あ、うん？」
大「ごめん(笑)声大きかった(笑)」
「びっくりした(笑)
…緊張してる？」
大「…実は(笑)」
なんだ、だからだったんだね。
「良かった」
大「ん？」
「いや、さっきさ目も合わないまんま
似合ってるしか言われなかったからさ」
大「それは、あまりにもAちゃんが
かわ、あ、いや」
「ん？(笑)」
大「かわっ、てて！
で、それで！ご飯なんだけど」
「こんなところあったの？」
大「最近できたんだって。
駅も俺らの最寄りだからお酒飲んでも
歩いて帰れるじゃん？」
「イタリアンすきだから嬉しい！」
大「良かった…
好み聞いてなかったからさ(笑)」
楽しい時間が流れていく。
最寄り駅に着いてお店に向かう時
楽しい時間は
「あっ」
終わりを告げる。
『あっ』
私の頬を叩いた人。
何も言葉は出なかった。
そして、その人の隣にはキツい香りを放つ
派手な人が腕を回していた。
『誰？』
『んー？…知り合い』
『ふーん。元カノかと思った』
『まさか』
まぁ、そうだよね。
何て返そうか迷っていたら
大「お久しぶりです。
元気にしてました？」
『あ？あぁ、まあ』
大「良かったです。彼女さんですか？」
『え、ま、まぁ』
『え？彼女にしてくれる？
しかも知り合いって男の子の方じゃん』
『あ、いや』
びっくりしすぎて大夢くんをみたら
スッと手を握られて
大「引き留めてしまってごめんなさい。
僕たちも行くので…A、行こう」
「え、あ、すみません」
またって大夢くんが手を引いてくれて
その場を離れたけど
握られた手から伝わってくる
大「…緊張した…」
「大夢くん…」
大「あの人でしょ？元カレ」
「…うん」
大「勝手なことしちゃったけど
大丈夫だったかな…」
「大丈夫、ありがとう」
へへっ、て笑顔を見せてくれたけど
さっきまで繋がってた大夢くんの手は震えていた。
大「じゃあ気を取り直して、行こ」
一度離れた手を差し出されて
「うん」
ゆっくりと繋ぐとさっきまでの震えはなく
優しく包まれた。
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Chii。(プロフ) - あいうさん» ありがとうございます！気付けば1年前にもコメント頂いてて待たせすぎてしまってすみませんでした。。 (6月21日 0時) (
レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
あいう(プロフ) - 久々の更新めちゃくちゃ嬉しいです（ ; ; ）♡これからも楽しみにしてます！！ (6月20日 21時) (レス) @page22 id: e27a4b5f22 (このIDを非表示/違反報告)
ぽけこ - Chii。さん» 更新嬉しいです！待ってました！！ (2022年10月11日 12時) (レス) id: 97f769401c (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - ぽけこさん» 大好きなんて言ってもらえるの嬉しいです！頑張って進めて行くのでよろしくお願いします！ (2022年8月30日 6時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
Chii。(プロフ) - あいうさん» 返信遅くなりすみません！！頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2022年8月30日 6時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chii。
| 作成日時：2022年5月2日 0時
