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渡り廊下が終わって階段の横に差し掛かった時、さっき下にいたてっちゃんは上がってくるところで、今度は走りながら小さく手を振る。


「まって!」

ん?私に話しかけた?

急ブレーキをかけて止まるとてっちゃんは私の方に手を伸ばした

『どしたの?』

近寄って不思議に思いながら手を取るとさっきの笑顔になってぐいっと私の体を引き寄せる

わわ、落ちる!


そう反射的に思ったけど案外たくましい体で容易に受け止められる


あまりに近い距離なもんだからびっくりして心臓は大きく鳴っていて、

更に顔が耳元に寄せられると


『一緒に授業サボって遊ばん?』


「えっ」


いやそれあかんやつじゃ、と思ったのも束の間


『いくよ。』

返事を待たずに私の手を引いて元来た1階へと駆け出すてっちゃん



突拍子もない提案に、いや、私優等生やってるんですけど!って突っ込もうとするけどなぜか私の足は素直について行っていて。


悪い高揚感と心臓の高鳴りは不覚にも心地よくて




てっちゃんとなら悪いことしていいかなあって。




そそくさと上履きを履き替えるとどちらからともなく手を握って外へ出ると門を飛び出した。





その瞬間目に飛び込んだチカチカするほどの青空とオレンジ色のコントラストが綺麗で眩しくてくらくらした。




あれ、こんなにてっちゃんかっこよかったっけ。

子供のような笑顔で走る君が急にかっこよく見えたからびっくりして思わず目を逸らした。


顔あっつ…なんで…




うるさい心臓は授業を抜け出す罪悪感か、もしくは…?





おわり。


*
ぐだぐだな世界観で申し訳ないです…
夢を整えて書いてみました。

結構推しの夢は見るんですよね。

今まで見た夢もメモしてるのでまた書くかもしれないです。

なにせ絶対忘れたくないので!
てっちゃんの手、心臓の高鳴り、今も忘れまいもして覚えていますがとても良かったです()

続きも見たんですが、曖昧なので別の日に見た夢と引っ付けてまた書くかもです。




あー今日も出てこないかなぁ。

どこの誰じゃあるまいし*kanta→←青空とオレンジ*tetsuya



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作品ジャンル:恋愛
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びねがぁ(プロフ) - なぁさん» ありがとうございます!いかにも言いそうな事を書きたかったのでそう思って頂けるのは嬉しいです!(○´ー`○) (2018年11月14日 14時) (レス) id: cafa26f311 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - とりあえずライン交換せん?でてっちゃーーーん泣ってなりました笑 面白いです! (2018年11月14日 1時) (レス) id: 07945c6d2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びねがぁ | 作成日時:2018年10月26日 17時

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