音駒大航海。【ハイキュー】

4 ページ6

あの後はこっそり早弁した。

とても美味しかったですご馳走様です。



もう6限も終わったし、部活とかで教室が騒がしくなる。

グーって背伸びして重たいカバンを持つ。



「あ、古瀬！」


『わ』



とんでもない速さで走ってきたのは夜久。


赤ちゃんみたいだから、ベビーってあだ名が着いたらしい。


ベビーマリオってキャラいたよね。


「なぁ、今日暇ならバレー部来ねぇ？」


『唐突にどした』



デートの誘いって思ったけど全然違った。


あそっか、夜久とかくろーってバレー部か。
くろーが主将だったっけな。


あとバレー部って身長高いイメージあるけど、夜久大丈夫かね。

パシられてそう、1年のハーフの子とかに(ど偏見)。



『ぇ、どして』


「黒尾と勉強会するんだろ。
やるんだったら相手のこと知っといた方がいいじゃん。」


『確かに』



せっかくの放課後を楽しもうって思ってたけどボッチだし、予定ないし。


文化系の自分が運動部見に行くとか、明日はアスパラでも降るのかな。



でも正直行ってみたいかも。



『うん、行きたい』


「ふん、やっぱお前単純だな」


『ベビーのクセに』


「は！？なんで知ってんだよ！！！」



JKの情報伝達舐めないで欲しいね。


意地悪で言えば、顔を真っ赤に染めて怒り出す。

これだからベビーって言われるんだよ。



『沸点が低いなぁ、他の子が困ってるよ』


「低くない！お前が煽るからだ！！」


『あらまあ、イヤイヤ期ですか〜』


「お前いい加減にしろよ！！！」



あの後ダッツ奢った。

5→←3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す