続き ページ16
くだらない話をしながら帰り道を歩く。夕日が背中に立ち込める。
緊張するが何とかしないといけない。
ついに家についた。
ポストの確認をしなければいけないが怖さで手が震える。
『かねごん、ごめん。手繋いで』
「しょーがないなー」
恥ずかしながら手を握ってもらう。
いざ、覚悟。
勢いよくポストを開ける。
だが、何も入っていない。あの手紙で終わりなのか。
「？どうしたの？」
『…あのね、ストーカーにあってるんだ、…ほら、これ』
今までの手紙を取り出し、かねごんに渡した。
受け取り、一通り見た彼は声を発した。
「え？これ？」
『う、うん』
「え、これ、俺」
『は？』
流れるように言うがその言葉で時が止まったように静かになった。
「え？あ、これがストーカーだと思ったの？」
「ごめん。ごめんね。唐突だったもんね。」
「でもそれもいいかなって思って。あ、前書いた手紙の＿＿＿＿＿」
驚いたように話し、手紙の説明を今、私の前でつらつらと話すかねごん。考えられない。
家に逃げて鍵をかけて警察に電話するしかない。
だけど、足が動かない。
「Aごめんね。これからはちゃんと一緒だから…ほら、指輪あげたじゃん。もってる？」
じりじり近づくかねごん。怖い。動けない。
「一生一緒だよ」
その笑顔が歪んでいることに彼は気づいていない。
読んでくれてありがとう。
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宗介(プロフ) - すいみん。さん» 自分で書いてて解釈不一致だったり遠回しな物言いだったりしていますがそう言っていただけて感謝でしか無いです。時間は空くし彼らへの記憶もどんどん抜けてっていますが更新し続けますのでお気楽に見てってくだされば嬉しいです (3月3日 17時) (
レス) id: 9374b91c4e (このIDを非表示/違反報告)
すいみん。(プロフ) - 𝐼 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑦𝑜𝑢…大好きすぎます…小説の雰囲気がどストライクです…。無理なさらず更新頑張ってください🙇♀️💕 (3月3日 1時) (レス) @page22 id: f12e90341c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宗介 | 作成日時：2022年10月15日 18時
