塩対応系男子 × ストーカー系女子【水上颯】

ストーカー12人目 ページ15

S.M side




「ぐー、ぐー、むにゃむにゃ…そうくん……」



「寝やがった…」
「寝たね」
「あの数秒で寝るとかのび太か！」



数分前…



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「予想以上に颯くんの背中が居心地いい寝そう」

「…寝るなよ？」

「寝ないって！…ぐー」

「言ってるそばから！！」



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という訳で今に至る





「…とか言って、水上嬉しそうだな〜？」

「気色悪いこと言わないでください伊沢さん」

「デジャブ感じる」





…事実を受け入れたくない、けど





「やべぇな…(ﾎﾞｿｯ)」




背中に感じる橘の体温、匂い、やわらかさ
身体が熱くなるのを感じる

…橘と変わらない変態になってきた気もしてきた

むんむんと不純なことを考えてる中
いつの間にか3人がそれぞれの道に分かれる十字路に付いていた




「じゃ、また明日」

「Aちゃんちゃんと送っていってあげてね」

「わかってる…伊沢さん鶴崎、また明日」




僕は二人きりの帰り道を歩く中
今日の出来事を振り返っていた



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