五十八話 ページ18
それから数週間後。
何故か義勇が私を避ける
『ってことで何か知らないか?錆兎』
「いや、知らないな………」
『もう、かれこれ1週間は避けられている。死にそうだ………』
「俺からも義勇に言ってみる」
『ありがとう。錆兎』
またまたそれから数週間後
「つっ!?!?」
『もー、我慢ならん。義勇。何故私を避ける??』
私は義勇を押し倒し、その上に股がる
「どけ。A」
『嫌だ。』
「…………」
義勇が力ずくで抜け出そうとするので思いっきり力で押さえた
『力で私に叶うと思うなよ?………なぁ、義勇。お前は他に好きな女でもできたのか??』
「違う。」
『じゃあなんで私を避ける………辛いんだ………』
ぽたぽたと涙が義勇の頬を伝う
「すまないA……実はこれを渡したかったんだが……」
そう言って渡されたのは指輪だった
『こ……れは??』
「こんな不格好なままで言いたくないんだが………俺と結婚してくれ」
その言葉に私は顔が真っ赤になる
『待て。じゃあなんで今まで私を避けてたんだ?』
「俺がただ覚悟を決められなかった……すまない」
『良かった………本当に良かった………嫌われてるのかと思って………』
「俺はお前を嫌うことは無い」
私は思いっきり義勇を抱き締めた
『ありがとう義勇。これからよろしくな』
それから無惨との戦いが終わり………
「俺と一緒にいてくれてありがとう。A」
『あぁ私もありがとう。義勇』
そう言うと接吻をしてきた義勇
王様………私……今……とても幸せだ
鬼がいなくなった今、私は義勇と共に生きていくよ。
『義勇……愛しているよ……どうかこれからもよろしくな』
完
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奏音♪(プロフ) - 永眠@我ら最強同盟さん» うわぁ!!ありがとうございます!!返信が遅くなってしまい申し訳ありません!!少しずつですが頑張ります!! (2020年2月13日 22時) (レス) id: 8c92be2f2c (このIDを非表示/違反報告)
永眠@我ら最強同盟 - 一章から全部読ませてもらったんですけど、めっっちゃよかったです!この作品も作者様も大好きです!これからも更新頑張って下さい!! (2020年2月3日 21時) (レス) id: de5541b525 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏音♪ | 作者ホームページ:http://uratuku/sounewawawa1
作成日時:2019年12月28日 18時