五十四話 ページ14
「違うのか?」
『……わからない。でも、義勇に無視をされると傷付く。』
「よし、質問だA。お前の目の前で義勇が他の女と接吻をしてたらどう思う?」
『………胸の奥がモヤモヤする………でも、義勇が幸せだと言うのなら………』
だが考えただけで涙が出てきそうになる
「お前、本当に気付かないのか?自分の気持ちに」
『どういうことだ?』
「お前それ、義勇の事が異性として好きって言ってるのと同じだぞ?」
『私は………義勇が好き………?そうか………これが好きということか………』
「頑張れよ。」
錆兎は私の頭を撫で、部屋から出ていったのだった
『義勇………』
「なんだ?」
『うわぁ!?!?!?!?お前!!いるならいると言えよ!!』
「悪い」
『で?義勇。お前はなんで怒っているんだ』
「さぁな」
『義勇………いい加減私も辛くなる……教えてくれ……』
「ひりゅうって誰だ?お前が寝込んでいる時、ずっとそいつの名前を呼んでいた。それが不愉快だっただけだ」
『ひりゅう?王様のことか………昔は呼び捨てにしていたからそれが出ちゃったんだな……』
「男か………?」
『そうだ』
「そうか」
『…………義勇。私はお前が好きだ。異性として』
義勇はその言葉に目を見開いた
149人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奏音♪(プロフ) - 永眠@我ら最強同盟さん» うわぁ!!ありがとうございます!!返信が遅くなってしまい申し訳ありません!!少しずつですが頑張ります!! (2020年2月13日 22時) (レス) id: 8c92be2f2c (このIDを非表示/違反報告)
永眠@我ら最強同盟 - 一章から全部読ませてもらったんですけど、めっっちゃよかったです!この作品も作者様も大好きです!これからも更新頑張って下さい!! (2020年2月3日 21時) (レス) id: de5541b525 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:奏音♪ | 作者ホームページ:http://uratuku/sounewawawa1
作成日時:2019年12月28日 18時