第45話 ページ48
Aと彩歌は頷き合い、声のした方へと駆け出した。
A『【動きはない】って思った途端にこれか〜…千鶴ちゃん、本当に読めないよね…。』
Aが苦笑を交えながら駆け、彩歌は「全くだ」とこちらも苦笑を浮かべていた。
そして……
A/彩歌『「千鶴！！」』
声の場へと辿り着いた2人。2人の目には、山南に首を絞められて持ち上げられている千鶴の姿であった。
A『彩歌、千鶴お願い！！』
彩歌「了解。」
言うやいなや、Aは千鶴を持ち上げている山南の手に手刀を喰らわせ、千鶴を離させる。背中から畳に落ちそうになった千鶴を、彩歌が受け止める。(勿論、横抱き。)
A『(この状態……飲んだよね、山南さん。)』
彩歌「(…間に合わなかったか。)」
ケホッケホッと咳をする千鶴。
A『(一か八か…)山南さん、聞こえますか！？如月です！！』
Aの声にピクリと反応をする山南。
山南『はぁ...はぁ...失敗...みたいですね...はぁ...思っていたより私は賭けに弱かったようです...はぁ...』
彩歌「(この後のフレーズは【殺してくれ】になるはず…どうするか。)」
彩歌はそう考えているが、千鶴が安堵の様子を見せながら「正気に戻ったんですね！！」と言う。
山南「人の心配をしている暇ではないでしょう。既に...私の意識は無くなりかけています...君を殺してしまう前に...私を殺しなさい。」
千鶴「えっ！？」
A/彩歌『「……。」』
千鶴「そんな事、出来るわけないじゃないですか！！」
と、千鶴が否定する。しかし、Aと彩歌は沈黙を続ける。
山南「君が無理でも、如月君と月詠君は出来るみたいですからね…お願いしてもいいですか？」
と、山南は覚悟を決めたかのように言う。
A『勝手に私たちが貴方を斬ったりしたら、冥土行きなんですけどねぇ。』
彩歌「…それがあなたの望みならば、引き受けよう。」
山南「…感謝します。」
千鶴「な！？ Aちゃん！！彩歌ちゃんも！！」
千鶴の叫びが夜の闇に木霊する。その時だった……
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奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» 続編いきました！！(*｀･ω･)ゞ (2019年5月3日 11時) (
レス) id: ac6889db09 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 奏音♪さん» すみません、忙しすぎて中々手に付けられませんでした...。続きをよろしくお願いしますﾍﾟｺﾘ((･ω･)_ _)) (2019年4月23日 23時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» めちゃくちゃ更新が、遅くなり、すみません！！！ (2019年3月28日 17時) (レス) id: 7ca8e2d24d (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 奏音♪さん» 更新が遅くなり、すみません(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ 続きをできる日にお願いします！！ (2019年3月19日 19時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» 更新が遅くなってしまい申し訳ありません！！！ (2019年3月18日 13時) (レス) id: 7ca8e2d24d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏音♪ 弓桜 x他1人 | 作者ホームページ：http://uratuku/sounewawawa1
作成日時：2019年3月3日 14時
