第37話 ページ40
彩歌達が天王山に着いたのは、その後だった。
A『彩歌、左之さん！！』
千鶴『ご無事でしたか…。』
千鶴はホッと安心したような表情を見せた。
彩歌『…どうやら、遅かったみたいだね。』
彩歌の問いに答えたのは永倉であった。
新八『あぁ。誰一人残らず、切腹して果てていたぜ。』
左之『敵ながら見事だな(苦笑)』
原田の言葉に疑問を抱いたのか、千鶴がAと彩歌に小さな声で「どういう事？」と尋ねる。
A『んー…潔しを潔しと肯定するのに、敵も味方もない。...わかる？千鶴ちゃん。』
その問いに千鶴は「うーん…」と迷いながら「分かるような、分からないような…」と答えた。
彩歌(=嶺)『まぁ、いずれ分かるよ。(…気の所為かな、千鶴の上衣の袖…何か、切れてないか？)』
彩歌はジーーッとAを見つめる。Aは何かを感じ、彩歌に目を合わせないようにしている。
A『(合わせたら不味い気がするな、うん。)』←
長州の過激派浪士達が御所に討ち入ったこの事件は、後に《禁門の変》と呼ばれるようになる。
味方同士の情報伝達が上手く行かなかったせいで、新選組の動きは後手に回り、残念ながら活躍らしい活躍も、出来なかった。
《禁門の変》の後、長州藩は御所に向けて発泡した事を理由に朝廷に歯向かう逆賊として扱われて行く。そして、長州の敗残兵を取り締まる為、京から離れる事を許された新選組大阪から兵庫にかけて警衛した。
乱暴を働く浪士達を取り締まり、周辺に住まう人々の生活を、守ったのだ...。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《禁門の変》から数日後……
彩歌『(…最近、妙に身体が熱くなるんだよな…かと言って、熱がある訳じゃないみたいだし…なんだろうな…。)』
彩歌は、自分の体の変化について考えていた。すると……
？『いた！！彩歌〜……何なに？何か考えごと？』
と、明るい声で部屋を入ってきた人物。勿論それは……
彩歌『……そうだね、これからどうやってAで遊ぼうかなと…』
A『酷い！！ってか、段々彩歌、沖田さん化してるよね！？』
沖田LOVEのAであった。←
彩歌『まぁ、それは冗談だよ。…ただ、もうすぐでオカマ……【伊東甲子太郎】が来るでしょ。それが嫌だな〜って思ってただけ。』
A『冗談だったの！？……そうだね、私も、あのオカマ嫌だ…。』
2人はお互いに「はぁ〜…」と溜め息を零したのだった…。
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奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» 続編いきました！！(*｀･ω･)ゞ (2019年5月3日 11時) (
レス) id: ac6889db09 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 奏音♪さん» すみません、忙しすぎて中々手に付けられませんでした...。続きをよろしくお願いしますﾍﾟｺﾘ((･ω･)_ _)) (2019年4月23日 23時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» めちゃくちゃ更新が、遅くなり、すみません！！！ (2019年3月28日 17時) (レス) id: 7ca8e2d24d (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 奏音♪さん» 更新が遅くなり、すみません(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ 続きをできる日にお願いします！！ (2019年3月19日 19時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» 更新が遅くなってしまい申し訳ありません！！！ (2019年3月18日 13時) (レス) id: 7ca8e2d24d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏音♪ 弓桜 x他1人 | 作者ホームページ：http://uratuku/sounewawawa1
作成日時：2019年3月3日 14時
