第27話 ページ30
土方『局長以下。我等新選組一同、池田屋にて御用改めの最中である。一切の手出しは無用！！』
土方の言葉に、先程ようやく到達した会津藩の者達に言う。「邪魔立てする気か！！」
と言われるが、【鬼副長】と言われるのは伊達ではない。
眉間に皺を寄せて言う。
土方『迂闊に踏み込めば中の隊士に斬られるぞ。それとも、巻き込まれて死にてぇのか？』
と。その言葉に会津藩の者達は押し黙るのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方、その頃…
平助『待てっ！！』
藤堂の目の前にいる男は大柄で赤毛のある人物であった。
？『よしなさい...私には戦う理由がない。君が引くと言うのなら、無闇に命を奪うつもりはありません。』
平助『俺には理由があるんだっての！！長州の奴等を見逃すわけには...いかねぇんだよ！！』
ﾋﾞｭｭｭﾝﾝﾝ!! ｶﾞｼｯｯｯ!!
藤堂は突くが、その男は素手で刀の刃を止めた。
平助:『なっ！？』
？『決め付けは歓迎出来ませんな。私は長州に与する者ではありません...』
と言い、その拳で藤堂の額を狙う。しかし……
？『させないっ！！』
ヒュンッ！！
閃光がその大男の腕を狙う。しかし、その男は藤堂を離し、避けた。
平助『ゴホッ、ゴホッ！！…れ、嶺！？』
嶺(=彩歌)『…平助、こいつとは戦わない方がいい。』
いきなり現れて、いきなり言う彩歌。「はっ？」と藤堂は惚ける。
嶺(=彩歌)『…私たちでは彼に傷1つ負わす事が出来ない…平助、例え貴方でも。』
平助『何でそう言いきれるんだよ！！やってみねぇと分かんねぇだろ！？』
と、言い合う藤堂。
嶺(=彩歌)『ﾎﾞｿｯ)はぁ…これだからバカ犬は…』←
平助『おい、聞こえてんぞ！！(#`皿´)』
嶺(=彩歌)はそんな藤堂を無視し、大男に近付く。
嶺(=彩歌)『私達がここに到着した時点で、既にあなた方の目的は達成されたのでは？…天霧さん。』
天霧『……何故私の名前を？偽名を使っているように見えますが、貴方は
と、天霧は言う。
平助『な、なんでこいつが女だと！！』
嶺(=彩歌)『バカ。そんな反応したら隠す物も隠せない。はぁ…新選組には、正直者が多すぎる……ところで天霧さん。こちらの戦力も余り減らしたくはありません。そうなる前に、あの婚活鬼…いえ、金髪野郎を引き取っては貰えます？』
天霧『……善処してみましょう。』
そう言い、天霧は姿を消したのだった…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» 続編いきました！！(*｀･ω･)ゞ (2019年5月3日 11時) (
レス) id: ac6889db09 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 奏音♪さん» すみません、忙しすぎて中々手に付けられませんでした...。続きをよろしくお願いしますﾍﾟｺﾘ((･ω･)_ _)) (2019年4月23日 23時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» めちゃくちゃ更新が、遅くなり、すみません！！！ (2019年3月28日 17時) (レス) id: 7ca8e2d24d (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 奏音♪さん» 更新が遅くなり、すみません(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ 続きをできる日にお願いします！！ (2019年3月19日 19時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» 更新が遅くなってしまい申し訳ありません！！！ (2019年3月18日 13時) (レス) id: 7ca8e2d24d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奏音♪ 弓桜 x他1人 | 作者ホームページ：http://uratuku/sounewawawa1
作成日時：2019年3月3日 14時
