第17話 ページ20
井上は、更に続ける。
井上『詳しいことはまだ判らないが、斬られたのは左腕との事だ。命に別状はないらしい。』
千鶴『よかった…。』
千鶴は心からホットしたのだろう。安堵した表情が目に見えた。確かに、【命】に別状がないのは喜ばしい事だ。しかし……。
平助『全然よくねぇよ。』
千鶴『え？』
千鶴は、何故？という表情を浮かべる。
彩歌『千鶴。あなたも小太刀を使うのなら考えてみて。刀を片手で扱うこと…それがどんなに困難なことなのか。』
A『うん…最悪……山南さんは二度と刀を振るえなくなる…(そして彼は…。)』
千鶴はそこでやっと気付いたのか「あっ…」と漏らす。
井上『それじゃ、私は近藤さんと話があるから…。』
そう言って、井上は広場を後にした。
沖田『山南さんには、【薬】でも使って貰うしかないですね。』
A/彩歌『『！？』』
新八『おいおい、幹部が【新撰組】入りしてどうすんだよ。』
と、段々と爆弾発言を連発していく幹部達。それを聞いて不思議に思わない者はいない。
千鶴『え？どういう意味ですか？皆さんは、【新選組】ですよね？』
平助『あぁ、それは…『『平助(君！！)』』！？』
平助が千鶴に教えようとするのを、Aと彩歌は遮る。そして、2人からは物凄く黒い空気がまとっている様に見えた。
彩歌『皆さん…あなた方は何を話そうとしているんですか。その情報、あなた達にとっては外部にもれてはならない情報のはずですよね？』
A『私達は兎も角、千鶴ちゃんの罪をこれ以上重くするつもりですか。』
幹部/千鶴『『『……。』』』
彩歌『幕府からの密偵をも守れない様な人達が京の治安を守れるわけがない。』
A『もう少し自分たちの立場を…そして、私たちの立場も考えて下さい。』
幹部『すまねぇ/すまない/悪かったよ。』
彩歌『それから千鶴さん。今、彼らが話した事は今すぐに忘れて下さいね。』
千鶴『で、ですが…。』
A『千鶴。悲しいけれど、どう足掻いても私達は【部外者】。そこは、わきまえよう。ね？』
千鶴『……分かりました。』
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奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» 続編いきました！！(*｀･ω･)ゞ (2019年5月3日 11時) (
レス) id: ac6889db09 (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 奏音♪さん» すみません、忙しすぎて中々手に付けられませんでした...。続きをよろしくお願いしますﾍﾟｺﾘ((･ω･)_ _)) (2019年4月23日 23時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» めちゃくちゃ更新が、遅くなり、すみません！！！ (2019年3月28日 17時) (レス) id: 7ca8e2d24d (このIDを非表示/違反報告)
弓 桜(プロフ) - 奏音♪さん» 更新が遅くなり、すみません(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ 続きをできる日にお願いします！！ (2019年3月19日 19時) (レス) id: b72c42f651 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - 弓 桜さん» 更新が遅くなってしまい申し訳ありません！！！ (2019年3月18日 13時) (レス) id: 7ca8e2d24d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏音♪ 弓桜 x他1人 | 作者ホームページ：http://uratuku/sounewawawa1
作成日時：2019年3月3日 14時
