34話 ページ36
『怪我なんてしてませーん』
「そうか…………じゃあこれも痛くないよな」
『つっ………………』
そういって二の腕を掴まれる
あまりの痛さに涙が出た
「ほら、やっぱり怪我をしているではないか。それに血も我の手についているぞ」
『怪我なんてしてません』
「あーるーじー!!!」
朧が私の傷口を掴んだことによりさっきよりも血が出てきた
そして、服に染みこみ手から血が滴り落ちる
「主。何故そこまでして隠す」
『かすり傷だからだと思ってたし……あとから治療することもできる……………みんなに心配をかけさせたくなかった………………』
「はぁ…………とりあえず今日は帰るぞ」
朧が服の裾を破り、私の二の腕に巻き付ける
『ったぁ…………』
「とりあえず怪我が治るまで自宅で謹慎。先生もそれでよいな?」
『はい………』
「わ、わかりました」
そして、私は朧におんぶされて帰ったのだった
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リヴ - とても面白い作品ですね!次の更新楽しみに待ってます! (2020年3月19日 13時) (レス) id: 9de3fc0d23 (このIDを非表示/違反報告)
奏音♪(プロフ) - Antiqueさん» コメントありがとうございます!!私も佳主馬君大好きです!!これからもよろしくお願いいたします!!!!! (2019年12月28日 8時) (レス) id: 45440df4fa (このIDを非表示/違反報告)
Antique(プロフ) - 私、サマーウォーズ大好きなんです!作品を作ってくれてありがとうございます!佳主馬ぁぁぁぁ! (2019年12月28日 0時) (レス) id: 47587e2d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏音♪ | 作者ホームページ:http://uratuku/sounewawawa1
作成日時:2019年8月15日 12時