政府の世界一の殺し屋はトリップ者でした

朝御飯(昼御飯) ページ26

『はぁ……やっと御飯にありつける』


つい、溜め息をもらす

一体誰のせいだか


建「全く誰のせいだろうな」

神「『建/お前のせいだよ』」



神と声が重なる



建「まぁ、そうだな………」



なにちょっと落ち込んでるんだよ！！！



建「溺愛する妹にぶち切れられたからねしょうがないよ」


『what？』



意味がわからない

確かにシスコンだなぁって思うときもあるけど……



ま、いっか


『いただきます』


ご飯を一口


『流石建兄、美味しいよ』




建「よかった(笑」



やっぱり建兄って結構イケメンだよね



モテるらしいし


どこがいいんだか



いや、まぁいい人だけど


本当に兄ちゃん！って感じだからなぁ

それにもう結婚しないと行けない時期だしなぁ



建「どうした？」


神「見とれてるんじゃない？」


『いや、もうそろそろ結婚しないのかなぁっておもって』



空気が固まった


建兄もプルプルしてる


建「俺は、」


『俺は？』



建「結婚なんてしないぞーー！！！！」




『へぇそうなんだ、ごちそうさま』



なんとなくよかったと安心した



建兄が結婚したら私は誰に頼っていけばいい？



そう思いながら部屋を後にした




『もう…………一人に………しないで………』

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