傷付いた少女を救えるか【松田陣平】

迎え ページ49

私はあのあと拠点に戻り、残りの仕事を終わらせた






な、なにが起こるんだろう………








不安と期待で胸がいっぱいだった






そして長く感じる時間が過ぎていった





18:00







私はエレベーターに乗り、下に降りる







そして一階につく






はあーいるかな？





そう思い、外へ出る






そこには車に寄りかかり、携帯をさわっている陣平が






松「お、やっときたか、じゃあ、車にのれ」




と助手席を開けてくれる





さりげなく紳士だな







そして車に乗り込む






そして隣に陣平が座る





なんか……ドキドキする…………








陣「じゃあ、今日は俺ん家に泊まってもらう」








『へっ……？それマジで……！？』







嘘だろ！？どんどん心拍数が上がっていく






やばい、どうしよう




こ、心の準備が………







そんな私を見て、ニヤリと笑う陣平





こいつっ……確信犯だな！！！






『すぅーはぁーすぅーはぁー………ん？なんか香水の匂いがする』







浮気か？







松「ああ、さっきまでしつこく俺にくっついてくる女が車に乗っててな……なぜか鍵が開けられてたんだ」






ストーカーなのか？








松「俺には女がいるっつてんのに付きまとってくるからな……正直いってウザイ」






『うわぁーご愁傷さまです』









松「いやか？他の女が俺の車に乗るの」






『佐藤さん以外だったらいやだ』






松「あいつはいいのかよ！！」








『佐藤さんは女警察の中で一番信用してるからかっこいいし』








松「俺は信用してないのか………？」






横目でこっちを見てくる






それに微笑んで







『男警察だったら一番信用してるよ』








松「つっ……///////」





『うわ、真っ赤』







そういって、陣平の頬にキスを落とす






松「お前、後で覚えておけよ」






ニヤリと笑う陣平、なんか変なスイッチをいれちゃったみたいです







そんな幸せな時間が壊されることも知らずに………

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