傷付いた少女を救えるか【松田陣平】

新たな再会 ページ41

零side




俺とヒロは目を見開いた







それは目の前にAがいたからだ






『ど．．．．して．．．．？』








傷付いた顔をしたA








そしてAは近くにいた女性の肩に顔をうずめる








？「やあ、はじめまして私は如月拓人(たくと)で、こっちが．．．．って何してんのA」








『ユールの肩に顔うずめてる』







拓「ほら、顔を上げなさい」








『やだ』






「顔を上げなさい」







『やだ』








ユ「ほら、顔上げて」








『うぅー』







そういって渋々といった感じで、顔を上げるA








その顔はとてもやつれて見えた






「ドウモリーダーノ如月Aデス」






ユ「如月ユールです♪」






リーダー！？Aが！？！？









拓「あ、潜入にいくのはこっちのユールだからね．．．．．ってなんで睨んでくるのA！！！！！」







『私はまだ認めてない』








ユ「どんだけ私のことが心配なのwwww」






『笑うなよ、今回の任務は危険すぎる．．．．．ユール死んだら私はっ．．．．．．』








辛そうに顔を歪めるA









そんなAを引き寄せるユールさん







ユ「大丈夫、私は死なない．．．．だから．．．．ね？」









『はあー言ったね絶っっっっっっっ対死なないって約束したらいいよ』






ユ「約束する」








その言葉に笑うA









『特殊暗殺部隊リーダーとして命令します。黒の組織に潜入して情報を送りなさい』








ユ「了解」









拓「じゃあ、社内見学といこうか」








『「「「はっ？」」」』

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