傷付いた少女を救えるか【松田陣平】

バレた ページ11

『今日も疲れたなぁ』






萩「たのもーう！！！！！」





急な大きな声にビクッとする私




萩「あ、ごめん驚かせちゃった？」





『ええ、とても』





萩「ああ！？その刀！！！見てもいい？」





『こっちにかしてくだ……かして？』





そういうと刀をこっちに持ってくる研二……さん




『ありがとう研二………さん』





萩「さんが余計だねほら研二〜〜って呼んで？」





『け、研二/////』






萩「うっわ顔真っ赤以外と感情はあるんだね」






『いや、誰でも感情はあるわ』




ハッ！？しまったつい素が………！！！





研「今の素でしょ？ずっとそれでいいのに」







『あいつを殺すのに緩んでいたらダメだからね……こうして集まる時には素でいるようにするよ』






まあ、そんぐらいは許してくれるよね







萩「みんな聞いた！？」





降「ああ、思いっきりな」







松「そっちの方が俄然いいぞ？」






伊「だな！！」




諸「ああ」




みんなも頷く




私は思わず笑顔になった






今まで誰も近付けて来なかったからな………







『じゃあ、この刀で舞ってあげようか？』






「「「「「ぜひっ！！！」」」」」





私たちは体育館みたいなところをすこし借りた







『じゃ、始めるよ』






そういってLemonを歌いながら舞う







『♪♪♪♪〜〜〜♪♪♪〜〜♪♪〜〜♪♪』








歌っているとき涙が流れた




まあ、気にしないけど←

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