30 ページ31
〜京極side〜
さっきからAさんの様子がおかしい。
元々元気な人だけど,あんな人だったろうか。
もう少しで予告の時間。
皆さんが展示室から出ていくと,停電した。
貴「きゃあああああ」
Aさん!
廊下を見ると隊員の皆さんはガスマスクが外されて眠っている。
キッドの仕業か。
貴「ねぇその宝石本物なの?」
京「はい。ずっと自分の首に…」
貴「兎に角,色を確かめてみましょう」
Aさんに促されて宝石の色を見た。
最初は緑だった宝石の色が赤になっていた。
貴「やっぱり。この宝石,私が持っていくね」
京「待ってください。
貴方Aさんじゃありませんね。」
自分がそう言うと,キッドは変装を解き,上へ逃げた。
自分は逃がさまいと柱を蹴り倒し,上へ飛んだ。
京「さあ返して頂こうか……宝石も……Aさんの心も……」
キ「ええ…目当ての物じゃなかったので宝石はお返しできますが…彼女の心はそうはいかない…」
京「なに!?」
キ「返すもなにも……元々盗られてませんから。」
よかった。
宝石も守れたし,Aさんも…。
暫くするとAさんが来た。
偽物だと気づいた点を言うと,少しショックを受けていたみたいだった。
❁✿✾ ✾✿❁
どもども,星音流です。
参考:VOLUME82,FILE1「鉄壁」〜FILE3「雌雄」です。
110人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星音流 | 作成日時:2021年4月1日 8時