テニスの王子様短編集 (ページ1)

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♡ 柳生比呂士ページ1

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立海に入学し2年が経つ。
一年前に見たあなたはまた一つ綺麗になっていた。

『柳生くん、いつもありがとう。』

「いえいえ、お役に立てて光栄ですよ。」

『2年も一緒に生徒会なんてこれも縁だよね。』

「そうですねぇ。Aさんはなぜ生徒会長に？」

『私、立海が好きなの。それにテニス部の2連覇見届けたいし？』

「真田くんたちがいますし問題ないですよ。」

『柳生くんも強いでしょ？？』

「どうでしょう？3年生は強い方も多いですし」

『柳生くんも負けてないよ！レギュラー目指して頑張ってよね！！』

「えぇ、ありがとうございます。…おや？」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ------
2人きりの生徒会室のドアが開く

？「A〜っ、終わった？迎えにきたでっ」

『毛利くん！もうそんな時間？』

毛「昼休みなんかあっちゅう間やで？」

『柳生くんごめんね？放課後の資料はこれで間に合うし、また後でね！』

毛「自分手伝ってくれてたん？おおきになー！」

「いえ、私も生徒会役員ですから。では
これで。」

彼は転校生の毛利寿三郎。
Aさんの彼氏だと噂を聞いた事がある。

あぁも目の当たりにしてしまうと心が痛い。
気が乗らないまま放課後を迎えた。

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