Slow Down43 ページ43
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仮を作りたくなかった私たちは一味を一時取り逃した。
そして再び見つけた時にはアラバスタの国家転覆を麦わらの一味が阻止していた。
私たち海軍は目の前の敵になにもできず海賊に敵の居場所を教え捉えれるはずの海賊を見逃した。
たしぎちゃんは悔しいと海兵として恥ずべき行動だったと泣いていた。
正直私には分からない感情だった。
海軍の正義が分からなくなるのに時間はかからなかった。
救ったのが海軍だったら偉いのか？
同じことをしても海賊だったら間違いなのか？
私は海賊が大嫌いだ。
でも麦わらの一味はちがう。
そう思えて仕方ない。
言葉には決してできないけど私は麦わらの一味を誇りに思う。
そんなことを考えていると耳を疑う話が聞こえる。
" 今回の討伐に関しまして政府上層部より勲章が授与されることになりました "
『どういうこと？たしぎちゃんとスモーカーさんに勲章の授与？』
ス「ちょっと待て、クロコダイルをぶっ倒したのは俺たちじゃねぇ、ちゃんと報告を聞いてたのか？」
" さらにお二人とも一回級ごとの昇格が決定出しました "
『待って、政府は今回の件を揉み消すつもり？！』
ヒ「政府側の誰もが出し抜かれて海賊に救われたなんて世間に言えると思うの？」
ス「ふざけるな！俺たちが仕留めた？それができなくてうちの部下は泣いてんだぜ？」
ヒ「スモーカーくん！上層部に逆らったらあなたどうなるかっ！！」
『…ヒナさん、大丈夫ですから』
私は止めるヒナさんに首を横に振りスモーカーさんを見守った。
いいんです、その信念を貫いて下さい。
あなたの地位は私が必ず守りますから。
ス「おい、キミ、政府上層部のジジイ共に伝えてくれるか？」
" クソ喰らえってな！！！ "
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ひーちゃん(プロフ) - レイラさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！亀更新ではありますがまた覗いていただけると嬉しいです！ (2021年4月5日 17時) (
レス) id: fe89f8f653 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 凄く続きが気になる作品ですね♪更新頑張って下さい！ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 3d514e4aab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2021年3月30日 1時
