Slow Down36 ページ36
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部屋に戻るとそこには会いたくない人間がいた
俺は何も言わず部屋に入る。
マ「無視なんてひどいじゃない？あの子は大丈夫だったの？」
ス「…テメェ、こうなることわかってただろ。」
マ「思ったよりメンタル強いから時間かかっちゃった。」
ス「俺たちはとっくの昔に終わってんだぜ？俺がお前に気がないことくらい分かってるだろ。」
マ「えぇ、知ってるわ。そんなにあの小娘が大事？」
ス「テメェにゃ関係ねぇことだ。」
マ「こんな扱い受けたの初めてだわ、ほんと憎い小娘ね、、、」
ス「憎んでるのは俺だろ？なぜAを苦しめる。」
マ「わからない男ね」
ス「…なにがのぞみだ。」
マ「私の望み？それわね____________」
警戒していたがマリアの剃に反応できず
気づけば海楼石の手錠をはめられ俺の視界は天井を見ていた。
ス「…どういうつもりだ？俺の上からどきやがれ。」
マ「いやよ。あの小娘と別れるというなら考えてもいいけど？」
ス「ふざけた野郎だ、、、こんなことしても俺の気は引けねぇことは分かってるだろ」
マ「…どんなやり方でも一緒なら力づくでモノにするだけよ。」
ス「あんときゃ俺しかお前を救えねぇと思ってた。だが俺の前から姿を消したのはマリア、お前だろ。」
マ「……だからよ。どれだけ私が惨めだったか分からないでしょ？」
ス「だから俺はお前のことを心から好きになれなかったんだ。」
マ「…そんなこと今はどっちでもいいわ。あなたはこれからあの娘を裏切るんだから」
ス「俺があいつを裏切る？そんなことあるわけねぇだろ！」
マ「この状況で次に起こることが予測できないほどバカじゃないでしょ？」
勝ち誇ったように笑うマリアはコートを脱ぎ捨てた。
俺は自由の利かない身体で頭をフル回転させながら
この場をどう切り抜けるか考えていた。
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ひーちゃん(プロフ) - レイラさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！亀更新ではありますがまた覗いていただけると嬉しいです！ (2021年4月5日 17時) (
レス) id: fe89f8f653 (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 凄く続きが気になる作品ですね♪更新頑張って下さい！ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 3d514e4aab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーちゃん | 作成日時：2021年3月30日 1時
